ANDADURA

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2010.11.3

盲目的に…

先日ライブに行ってきた、そしてグッズを買った。手ぬぐいである。
ライブと言っても、もともと船の荷下ろしに使われていた(確か)ビルに
20名程の小さな集い。



しょっちゅうライブに行く「オムトン」。
友人に言わせれば、「あんたは、オムトンの事になると盲目的になる。」との事。
しかし、盲目的にしてくれるから、好きとも言える訳で、
28歳リアリスト(か?)としては、そんなに盲目的になる機会はないのである。

グッズ購入も盲目性の成せるわざであろうが、本人としては、冷静だな、と思ったり
しているから、おそらくこれはとびっきりの盲目なのかもしれない。高純度の盲目。

人は恋愛で盲目になる、というか盲目にしてくれるから恋愛したりする訳で、
侮れない。

しかし、手ぬぐいは「オドルダケ」というアルバムのグッズである。
がんばり時に頭に巻いて「踊るだけさ。」とクールに乗り切ろうという目論みである。

果たしてこれは、盲目なのか自分では判断出来ない。
対象があり、そこに自分の物語を作ったりしているから、一歩踏み込んでいる
とは思うのだが、これがなんであるか、まったく何なのか分からないのである。
2010.11.3 | note

2010.11.1

今年こそは

11月!!時間の経過が何とも恐ろしい。
気付くと1ヶ月経っている。

おそらく、歳をかさねるにつれ、このペースは加速していくだろう、
馴れねば。

さて、今年こそは、冬服を買おうと思う。
冬になると、皆から「寒そうだね」と言われる。どうもダウンジャケットやナイロンや
温かい服の大げささがあまり好きにはなれない。

向田邦子のエッセイで気に入った手袋(マフラーだったっけ?)が無かった為
無しで一冬を越す話があるが、

僕の冬服に関しては、かれこれ何年我慢し続けている事か、
今年こそは、妥協しようと思う。冬服購入!



そして、ちょっとずつ新しいアイデアを形にしている所。
まずは、『ARTS&CRAFT』でお披露目できる様、進めてゆきます。

お楽しみに!
2010.11.1 | note

2010.10.28

ひっかけ隊

さて、前日の思いつき「ひっかけ隊」をしてきました。
近所のスーパーの道すがら、いろんなものにひっかけて参りました。

それでは、ひっかけ隊の活動の成果をご覧下さい。












最後のはひっかけてないけど、きちんと座ってる仲の良い3兄弟のイメージ。

こういう冗談みたいな事が、案外本気だったりもする。こういう遊びは心躍るのだ。

そういえば、小学校の頃、図書館に行って本2冊選び、その2冊のタイトルの繋がりを楽しんだり、
友人との会話を本のタイトルでしたりしてたなぁー、こういうのが、昔から好きなのだ。
(因にゴダールの映画で同じ事してて、びっくりした。)
冗談と悪ふざけの中間位が、一番本気になったり、してしまう。

因にタイトルの引っかけ隊、ってとっても質が悪そう。
お知り合いには、なりたくないなぁー。
2010.10.28 | note

2010.10.25

引っ掛けたくなるキーホルダーの出来るまで

本日も曇天。

ですので今日はどんな感じで作っているかを少し紹介します。


新作キーホルダー。密かなテーマは「ひっかける」と「儀式」。


キーケースの形を導く為の過程。一部です。にしても沢山捨てたなー。
「ひっかける」形を追ってゆきます。ひっかけたくなる形を探るため、
穴のサイズ、位置、全体のバランスを追ってゆきます。
「ひっかけたくナーレ、ひっかけたくナーレ」と呪文のように唱えながら…
田舎のおばあちゃんが、久々の孫にスープを作る時、木べらで鍋をかき混ぜながら
「おいしくナーレ、おいしくナーレ。」とこんなイメージが頭に浮かぶ。
ここは、焦らず時間をかけてじっくり、と。


だいぶ煮詰まってきました。ここまでくると、左の紙のように、白い紙で隠したり、
見えを変えながら、形を詰めてゆきます。


細かい要素を調整しながら、詰めてゆきます。ここまでくると、同じ形に見えますが、
それでも、「ひっかけたくナーレ。」と最後まで手を抜かずに。


そして、出来ました。ひっかけたくなるキーホルダー。
ドアにフックをかけたり、いつもの位置にひっかけて…

もうひとつのテーマは「儀式」。
例えば僕が家に帰る前に、電車で多摩川をこえます。川をこえるという事で、
「嗚呼、帰ってきたな」と思えるのです。

それと同じで、家に帰り鍵を引っ掛ける事で、
「家に帰って来たな。」と思えるようなモノにしたい、という欲張りな気持ち。

キーホルダーの形を導くのに一ヶ月…
ひとつのモノを作るのに、こんなにも向き合って作れる事が、贅沢だな、と
思いました。おそらく見ても変わらないような部分にも時間を費やし、
なんとも有難いな、といろんなものに感謝の気持ちすら芽生えてくる。

明日は曇りのち晴れ。
おそらくアップ出来る事でしょう。

そして、このブログを書いてる間に「ひっかけ隊」と称し、近所のいろんなものに
引っ掛けてみようと思いつきました。ひっかけ隊ブログもお楽しみに。
大坂の「引っかけ橋」で写真撮影したいな、と心が旅へと揺れるのを、ぐっと
押さえるのでした。
2010.10.25 | note

2010.10.22

曇天続き

まったく晴れ間が見たい。晴れ間がないと、よい光でなく、新作写真が撮れない。
曇天続き…、次の晴れ間に新作アップ致します。

そして、気分的にも晴れ間が見たい。
すかっとした、気分になりたいのだ。

曇天の中、苦し紛れに我が家の器の写真を撮ってみた。
何を隠そう、器好きである。暇さえあれば、ネットで器を見ていたりする。

好きな器は、ふっ抜けた雰囲気で、軽やか、
なおかつ適度に重さがあるもの(雰囲気がです。)





なんとなく、古いものばっかり買ってる気がする。
物欲は衰えるも、器だけは別な気がする。
気をつけねば…

という訳で新作は来週に持ち越しです。
曇天、まったくもう。
2010.10.22 | note

2010.10.21

深夜ファミリーレストラン

ほんと久しぶりにファミレスに行ってきた。
料理がいまいちとか、雰囲気がどうこうってあるが、
やはり集中して作業するにはなかなか良い場所だ。

10時より集中して3時間、ようやく作業を終えて帰ってきた所だ。

あの学生時代の、深夜のファミレスとの一体感はなんだったんだろう?
あの一体感の、あのの部分は言葉にはしにくいが、分かってもらえると思う。

いやはや、歳をとったなと実感した。

しかし、ファッミレスとは仲違いしたものの、何か他のものと、
一体感を得れるのでは、と思ってみたりもする。

そうだな、学生時代に益子参考館とは、一体感は得られなかったであろう。
そう考えると、歳をとるのも、悪くないなと、帰路で思ったりした。

おやすみなさい。
2010.10.21 | note

2010.10.19

金沢

金沢より戻りました。(2日前ですが。)

21世紀美術館での生活工芸展、D&DEPERTMENTの展示、
おいしいお魚、愛のお話などなど、楽しく過ごして参りました。
いろんな方に良くして頂き、頭の上がらぬ、2日間でした。
金沢でお会いした皆様、ありがとうございました。

これより、11月の「ARTS&CRAFT」に向けての準備などをしてゆこうと
思います。寒くなってきましたので、体調管理しつつやってゆきたいと思います。



テキストだけでは寂しいので、写真を一枚。
写真は工房の神棚。ミシンの下糸を置くスペース。
似た色を間違わないようにと、設置しております。もともと豆腐をかき混ぜるものです。
2010.10.19 | note

2010.10.13

箱ノ秘密

ひと工夫が好きだ。ちょっと手をかけると良くなる事は大切だ。
少し工夫すれば、良くなるのに、なんにもしないのは嫌だ。

今回はひと工夫の話。


ANDADURAの箱。


サイドに銅のホッチキスで止まっております。


そして、フタを開けて、バラスと3つのパーツに…
真ん中の囲いは?


本体の銅ホッチキスの剥き出し。これでは中のものが傷つく、
という訳で、中に囲いをしております。
これで、傷がつかずに収める事ができます。ひと工夫。

そしてANDADURAの箱。丁寧につくって貰っておりますのは、
捨てずに使って欲しいからなのです。
2010.10.13 | note

2010.10.8

どうみたってマカダミア

騙された。とっても鮮やかに、笑いが出る程、軽やかに騙された。
「マカダミアナッツチョコ」だと思って食べたら「ウズラの卵」だった。
まさか!!とお思いの方は、下のパッケージを見て頂きたい。



どう見たって、マカダミアだ。「味付けうずらたまご」と書いたパッケージが
洒落にしか見えない。

今朝の出来事だ。身体の中には、「マカダミアだ!」という気持ちが残って、
気持ち悪いので、正真正銘、完全なマカダミアを買いに行こうと思う。

マカダミアだと思って食べたら、ウズラの卵だった、と
ウズラの卵だと思って食べたら、マカダミアだった。
どっちが嫌なのかは、考えるまでもないだろう。
2010.10.8 | note

2010.10.7

ハガタ屋さん

いつもお世話になっている、刃型屋さんに行ってきた。
草加市にある斉藤刃型さんである。

とても仕事が丁寧な刃型屋さんで、いつも安心してお願いしている。
実際にお会いすると、成る程!!と思った。

そして、実際に、仕事をお願いする所には、足を運ばなければと、思った。
設備もさる事ながら、こんな気持ちでお仕事をされているんだな、
と感じる事が、とても大切な事のように思ったのだ。

そしてその、機材たちに興奮。パシャリパシャリと写真を…
フラッシュが変に作用してしまい、見にくい写真ですが、興奮が伝われば、と思います。

そして、斉藤さんは、パーツメイトという制作をフォローする
お仕事もされていて、本日はパーツメイトさんの写真です。






ANDADURAと同じミシン!!

2010.10.7 | note
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