2024.12.15
LGW03の盤面交換
2020.5.7
ファスナーの修理について
ファスナーの修理は、ファスナーが噛み合わなくなる修理が多く、
その修理内容について書きます。
写真のスライダーは、左が新しいもの、右が摩耗したものです。
ファスナーは、ファスナーのムシという小さな金属がスライダーのY字のレールを通る事で、
開閉します。長く使うとスライダーの金属が摩耗してY字のレールの形状が崩れ、
閉めてもムシが噛み合わなくなります。
ファスナーの噛み合わなくなる場合は、ファスナーを全て交換するのでは無く、
スライダーのみの交換で修理可能なケースが多いです。
ANDADURAのお財布は、バラさなくてもスライダー交換出来るように作ってますので、
安価で修理可能です。
ファスナーの不具合は、上記のスライダー交換を試してみて、
それでも噛み合わない場合は、ファスナー全てを交換いたします。
試してみないと分からないですが、これまで95パーセントはスライダー交換で直ってます。
ファスナー生地の破れなどは、ファスナーごと交換いたします。
引き手が伸びたりすることもありますので、その場合はスライダーを含めて引き手を新しいものに付け替えます。
不具合がある場合は、修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。
※キャメルの革に関しては選択肢ありますので、こちらの「スライダー交換 キャメルの場合」をご覧ください。
2020.5.7
ホックの修理について
ホックの修理ですが、ホック交換する事も可能ですが、
簡単な方法で直る場合もありますので、1度お試しいただけたらと思います。
【ホックの簡単修理方法】
左のパーツを見て頂きたいのですが、中に銅色のパーツ(2本の線)があるかと思います。
このパーツで右のパーツの頭の出っ張りを止めるのですが、開閉を繰り返すと、頭の出っ張りが削れてきます。
髪型でいうと段々と角刈りに近づいてくるイメージです。
ある程度まで削れると、押さえが利かなくなって、ホックが閉まらなくなります。
左のパーツを90度回転して頂くと、出っ張りの削れてない部分にバネが引っかかり、ホックがしっかりと効くようになります。
裏表を親指と人差し指でしっかり持って回すと回転出来るかと思います。
90度回転して、またこちらの部分が削れてきましたら、ホックを交換するのが良いと思います。
60度回転させて、2回延命させる方法もございます。ホックのひっかかり具合と相談しながら回す角度を決めていただけたらと思います。
ホックの簡単修理方法を試していただき、直らない場合は修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。