ANDADURA

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2020.9.11

革に魚介類の匂いがついた場合

バックの中にお財布を入れていて、魚介類の汁がこぼれ匂いが取れないとの、
連絡を頂きました。そういうケースは数が少ないとは思いますが、
全く無いわけではありませんので、対処法をここに記します。
 
魚の匂いを取るための、いろんな方法がありますが、
革に負荷のかからないものを使う必要があります。
 
それは、水で薄めた酢です。
 
酢を水で薄めて、Tシャツなどのウエスにつけ、
しっかり絞る。部分的にでなく、全体をしっかりと拭く。
(革は、部分的に濡れるとシミになりますが、全体が濡れた場合はシミになりません)
 
工房の革で、酢をストレートに塗布する実験を行いましたが、
革にダメージが無く、おすすめ出来る方法かと思います。
ただ、革が酢の匂いになりますので、ある程度薄めて、
このくらいの匂いなら、気にならないかな、という酢水でお試し頂けたらと思います。
 
革にはいろんな種類があり、酢で負荷のかかる革もあるかと思います。
ANDADURAの革には合っている方法ですが、ANDADURA以外の革でも、タンニン鞣しの染料染めの革には
効果があるかと思います。目立たない箇所で色落ちや変色が無い事をご確認いただき
お試し下さい。
 
 
2020.9.11 | material

2020.5.30

スウェードについて

 

ONLINE SHOPにスウェードポーチをアップしました。

スウェードは子牛や山羊などの革の裏面(床面)を起毛させたものです。革の表面(吟面)がない分、やわらかいです。

 

今回は、少しマニアックな説明になりますが、名称に関して書きます。ANDADURAで使用していますスウェードは、仕入れ時にはキップ(子牛)ベロアという名称になってます。ベロアとは成牛の床面を起毛させたもので、毛足がスウェードよりも長いものです。

 

実際に成牛のベロアも試しに仕入れてみて、こちらは毛足が長く、ベロアという感じなのですが、今回使っているものは、毛足も長くはなくスウェードと呼んだ方が実際に’近いと感じます。

ベロアっていうと、光沢感があったり、繊維としてもありますので、ベロアと呼ぶ事で、実際の素材から認識が遠ざかっていくように思いましたので、名称をスウェードとしています。

 

毛足の長さの明確な基準も無く、厳密になることもない(成牛を使うのであれば、ベロアと表記しないといけないと思いますが)のですが、仕入れ時の名称と違う名前ですので、書いておかないと少々気持ちが悪いと思う性分ですので、記しておきます。

 

 

 

2020.5.30 | products material

2020.5.8

レーダーオイルの使い方

レーダーオイル(オイル)
ドイツ生まれ天然成分のみで作られた、革・木製品等にも使用できるオイルです。主成分は、ひまし油、なたね油、バルサムテレピンオイル等です。革の汚れを落としながら、油分を補い、革をしなやかに保ちます。防水・艶だしの効果も少しあります。

 

・原材料 : ひまし油、なたね油、バルサムテレピンオイル 、オレンジオイル、酢 

・容量:200ml

 

 

レーダーオイルの使い方

 

1.  柔らかい 布やブラシなどで、ほこりなどの汚れを落とします。

2. 柔らかい布にオイルを少量含ませ、なじませるように薄く均一にのばします。

3. マッサージするように、余分なオイルを残さないように拭きます。

4. 使用する布は、家にある古い布で十分ですが、綿100%などの植物性のもので柔らかいものをお使い下さい。

 

ーご使用上の注意ー

・ご使用前によく振って下さい。

・少量でよくのびますので、全体に均一にやや少なめにお使い下さい。つけすぎた場合は余分なオイルを拭き取って下さい。

・明るい色の革はご使用後、色が濃くなります。目立たない部分で試してから全体にお使いください。

 

・ANDADURAではTAPIR社の製品を、すべて取り揃えている訳ではございません。実際に使用してみて、良いと思ったものを、お取り扱いしております。
TAPIRホームページはこちらからご覧下さい。

 

 

2020.5.8 | material

2020.5.8

レーダーバルサムの使い方

レーダーバルサム(ワックス+オイル)


ドイツ生まれ天然成分のみで作られた、レザーケアー用オイルワックスです。主成分は、みつろう(蜜蜂の分泌物)とシェラックワックス、キャンデリラワックス等が配合されており、革に浸透する効果と、保護・艶だしの効果があります。

 

・原材料 : みつろう、シュガーケーンワックス、シェラックワックス、キャンデリラワックスカルバナワックス、ひまし油、オレンジテレピンオイル

・容量:85ml

 

 

レーダーバルサムの使い方

 

1.  柔らかい 布やブラシなどで、ほこりなどの汚れを落とします。

2. バルサム少量を布やブラシでつけます。(気にならない方は手指でつけるのをお勧めします。体温でクリームを薄くつけることができるだけでなく、なじみも良くなります。
【肌の敏感な方にはおすすめしません。】

3. 薄く全体になじませるようにのばし、手のひらでマッサージ。

4. 布またはブラシで、余分なバルサムを磨くようにして、落とします。
【使用する布は、家にある古い布で充分ですが、綿100%などの植物性のもので柔らかいものをお使い下さい。】

 

ーご使用上の注意ー

・バルサムをつけすぎると、ワックスが白く浮き出ることがあります。気になる場合は時間をおいてから、ブラッシングするか、植物性のオイルまたは、アルコールで拭く、もしくはドライヤーなどでワックスを一度溶かしてから、拭き取ると落ちます。

 

・ANDADURAではTAPIR社の製品を、すべて取り揃えている訳ではございません。実際に使用してみて、良いと思ったものを、お取り扱いしております。
TAPIRホームページはこちらからご覧下さい。

 

 

 

2020.5.8 | material

2013.6.12

帆布の経年変化

使用している帆布財布が少し変化して来ましたので、
新しいモノと比較してみました。



上が自分用のもの、10ヶ月程度(経月変化ですね。)使用。
(試作ですので、引き手の革色が異なります。)
下が新しいもの。

ロットの色ぶれにより最初の色が少し異なりますが、使ったものは色が
抜けている感じです。(良く言えば、落ち着いている感じです。)
布の目がつぶれて詰まってきて、帆布も柔らかくなってきてます。

痛みも出て来ましたが、ジーンズ感覚で使っております。

雨が降りそうで、降らない天気。少々ほの暗い工房よりアップ致します。
2013.6.12 | material

2011.6.30

新・糸色変更について

素材の見直しで糸の素材を変更致しましたので、それに併せた新しい糸色をご用意
致しました。

やはり、素材が違うと印象も異なりますので、やはり実物を見て、糸を選んで頂いても
少しズレが生じるのでは、と思い、同素材で変更出来た方が良いと判断しました。

今回は定番の糸の他に、それぞれに一色追加になります。
定番に比べ幾分シックな印象です。

左が定番、右が変更可能な糸色です。


camel


brown


navy


詳細は、 productsページよりご覧頂けます。
2011.6.30 | material

2011.5.27

メンテナンス『TAPIR』

ANDADURAで取り扱いを始めたTAPIR社のオイル・ワックス。
レーダーバルサム・レーダーオイルの塗布した際の変化です。
革の下半分に塗っております。

レーダーバルサムを塗布した所


レーダーバルサムを塗布して一日経った変化。


つづいて、レーダーオイルを塗布した所。


レーダーオイルを塗布して一日経った変化。


レーダーオイルは浸透成分が多いため、キャメルなどの薄い色の場合
少し濃くなります。

写真では少し分かりにくいですが、
バルサムは、上にのるイメージ、オイルは浸透するイメージです。
お選びの際に、ご参考下さい。
2011.5.27 | material

2010.7.3

半シュリンク

ANDADURAの革についてです。
以前から何度か革について説明しておりますので、
「またかよー。」とお思いの方、今回はANDADURAが革屋さんにお願いしております、
オリジナルな部分についてのお話です。

ANDADURAの革は、スムースよりは、ぷっくらした雰囲気、
シュリンクよりは、かちっとした雰囲気を狙っております。

僕は『半シュリンク』と呼んでおります、この加工、
なかなか、手間がかかっているのです。

シュリンク(しわ、シボ)を出す行程は、薬品加工、型押し、ドラム加工があります。
その中で、一番自然なしわが出る、ドラム加工で革を作ってらってます。
大きいドラム(水無し洗濯機をご想像下さい)に入れ、くるくる、くるくると
回すと、革の重みで、自然なしわが出来ます。これがシュリンクの行程です。

それでは、『半シュリンク』とは呼べません。

一度ドラムに入れシュリンクにしたものを、
さらに、裏からアイロンでしわを伸ばします。

しわをだして、しわを伸ばす、というややこしい行程を経て、
『半シュリンクは』完成します。

「こんな質感の革を。」というややこしい要望
(その他、すごく細かく指示を出すのです。まったく)
に、応えてくれる革屋さんに感謝な『半シュリンク』なのでした。



※もちろん部位によって、スムース革に近かったり、シュリンク革に近かったりする場合があります。
2010.7.3 | material

2010.6.1

革 ~経年変化~

「革はどんな感じに変化してゆきますか?」
とよく質問を頂く。

という訳で、僕が愛用しているペンケースとお財布を紹介します。
共に使用期間三ヶ月程度。オイルは月に一度塗っております。
(こうやって書くと、恋人を紹介しているようで、どきどきします。
付き合って三ヶ月です。遠距離なので、月に一度しか会えません。)

使用してると、変化が分からないけど、比べてみると、変わってますね。
色が濃くなると共に、艶が出てきます。

頂いた質問には
「色が濃くなると共に、艶が出てきます。」とお答えしている。

比較した写真を見ると「まさに!!」と自分でも思ってしまいます。

キャメル


ブラウン
2010.6.1 | material
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