ANDADURA

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2013.6.12

帆布の経年変化

使用している帆布財布が少し変化して来ましたので、
新しいモノと比較してみました。



上が自分用のもの、10ヶ月程度(経月変化ですね。)使用。
(試作ですので、引き手の革色が異なります。)
下が新しいもの。

ロットの色ぶれにより最初の色が少し異なりますが、使ったものは色が
抜けている感じです。(良く言えば、落ち着いている感じです。)
布の目がつぶれて詰まってきて、帆布も柔らかくなってきてます。

痛みも出て来ましたが、ジーンズ感覚で使っております。

雨が降りそうで、降らない天気。少々ほの暗い工房よりアップ致します。
2013.6.12 | material

2011.6.30

新・糸色変更について

素材の見直しで糸の素材を変更致しましたので、それに併せた新しい糸色をご用意
致しました。

やはり、素材が違うと印象も異なりますので、やはり実物を見て、糸を選んで頂いても
少しズレが生じるのでは、と思い、同素材で変更出来た方が良いと判断しました。

今回は定番の糸の他に、それぞれに一色追加になります。
定番に比べ幾分シックな印象です。

左が定番、右が変更可能な糸色です。


camel


brown


navy


詳細は、 productsページよりご覧頂けます。
2011.6.30 | material

2011.5.27

メンテナンス『TAPIR』

ANDADURAで取り扱いを始めたTAPIR社のオイル・ワックス。
レーダーバルサム・レーダーオイルの塗布した際の変化です。
革の下半分に塗っております。

レーダーバルサムを塗布した所


レーダーバルサムを塗布して一日経った変化。


つづいて、レーダーオイルを塗布した所。


レーダーオイルを塗布して一日経った変化。


レーダーオイルは浸透成分が多いため、キャメルなどの薄い色の場合
少し濃くなります。

写真では少し分かりにくいですが、
バルサムは、上にのるイメージ、オイルは浸透するイメージです。
お選びの際に、ご参考下さい。
2011.5.27 | material

2010.7.3

半シュリンク

ANDADURAの革についてです。
以前から何度か革について説明しておりますので、
「またかよー。」とお思いの方、今回はANDADURAが革屋さんにお願いしております、
オリジナルな部分についてのお話です。

ANDADURAの革は、スムースよりは、ぷっくらした雰囲気、
シュリンクよりは、かちっとした雰囲気を狙っております。

僕は『半シュリンク』と呼んでおります、この加工、
なかなか、手間がかかっているのです。

シュリンク(しわ、シボ)を出す行程は、薬品加工、型押し、ドラム加工があります。
その中で、一番自然なしわが出る、ドラム加工で革を作ってらってます。
大きいドラム(水無し洗濯機をご想像下さい)に入れ、くるくる、くるくると
回すと、革の重みで、自然なしわが出来ます。これがシュリンクの行程です。

それでは、『半シュリンク』とは呼べません。

一度ドラムに入れシュリンクにしたものを、
さらに、裏からアイロンでしわを伸ばします。

しわをだして、しわを伸ばす、というややこしい行程を経て、
『半シュリンクは』完成します。

「こんな質感の革を。」というややこしい要望
(その他、すごく細かく指示を出すのです。まったく)
に、応えてくれる革屋さんに感謝な『半シュリンク』なのでした。



※もちろん部位によって、スムース革に近かったり、シュリンク革に近かったりする場合があります。
2010.7.3 | material

2010.6.1

革 ~経年変化~

「革はどんな感じに変化してゆきますか?」
とよく質問を頂く。

という訳で、僕が愛用しているペンケースとお財布を紹介します。
共に使用期間三ヶ月程度。オイルは月に一度塗っております。
(こうやって書くと、恋人を紹介しているようで、どきどきします。
付き合って三ヶ月です。遠距離なので、月に一度しか会えません。)

使用してると、変化が分からないけど、比べてみると、変わってますね。
色が濃くなると共に、艶が出てきます。

頂いた質問には
「色が濃くなると共に、艶が出てきます。」とお答えしている。

比較した写真を見ると「まさに!!」と自分でも思ってしまいます。

キャメル


ブラウン
2010.6.1 | material
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