ANDADURA

BLOG

2013.12.28

2013

年内の制作も無事終わり、大掃除もなんとか無事終わりました。心を鬼にして、
古い型紙や、制作過程のものもさよならしました。
もう少し心を鬼に出来ればと思いつつ、残すものもあったけど、
工房を広く使う為に、過去はばっさりしたいと思いつつ、
それは少し考えようと思います。

そして、今年もなんとか無事終わりました。一年間ありがとうございました。
今年はいろいろ思う事の多い一年でした。やはり広い工房が必要になって
きたように思います。自然と工房の広さに(狭さに)あわせていろんな事を
セーブしてしまっているな、と感じます。

来年は新しい工房を…
とか思いつつもこればっかりは、タイミングなので、良い出会いがある事を願いつつ…

毎年、この時期になると、「なんとか生き延びた。」と思う。
そんなかつかつでは、なくなってきたけど、この感覚は大切にしようと思う
今日この頃です。

みなさま良い年をお迎え下さいね。
2013.12.28 | note

2013.12.5

12月

12月!早い!先日無事、益子に戻って来ました。

展示会では、1日の在店日でしたが、いろんな方とお話する事が出来て楽しい
時間でした。いつも制作したり、検品したりする、目線とは違って、改めて自分の
制作したものを眺める機会は有り難いです。


展示風景


z 今回は、東京で展示を見たり、和歌山に寄ったり、(例によって写真無し)
私用で広島にも帰郷しました。沢山の方とお会いできました。
お会いした、皆さんありがとうございました。楽しかったです。


地元呉の景色。吉田健一が、(なにかの本で、何だっけ?)「呉の孤独は格別だ。」
(みたいな事を)と言っているけど、改めて呉の孤独、体感です。いい!


お約束の富士山。


広島空港近くの竹林寺の竹。確か1300年(1500年だったか。)の歴史があるらしい。


水面への移り込み!!

と、年末の忙しい時期に、いろいろ行ってしまいました。
(大事な用があったのですが…)
という訳で、12月は制作の鬼にならなくてはなりません。
風邪ひかないよう、気をつけつつ、制作に励みます。
2013.12.5 | note

2013.11.25

調の部分じゃないところ

今朝パソコンを起動させようと思ったら、変な音が、調べてみると、メモリとの互換性が
うまくいってないとの事、なんとか、使えるようになりましたが、
急に相性悪くなるってあるんですね。

さて、先日お伝えしました、エフスタイルさんのステインプルーフシリーズの
新色ですが、無事制作完了!今週末30日より、多治見のmekuriさん
(ANDADURAも取り扱って頂いてます)での展示会に並ぶようですので、
是非ご覧下さいね。



そして、現在発売中の雑誌nid「民芸はあたらしい」で
取り扱い頂いている、ロクの橋本さんの紹介で、掲載されております。

「民芸?」と思われた方も多いかと思いますが、
掲載のお話頂いた時に、電話で橋本さんとも「きっと浮きますよね。」と
お話していたとおり、誌面を見ると、やはり浮いてる。

けど、誌面の橋本さんの文章を読んで頂くと、ちゃんと定着しているのかとも思います。
雨で本屋に行くのが億劫な方のために、どんな文章かをざっくり説明すると、

「民芸調」の調(はスタイルですね)の部分でないところで選んだ、という事。
「スタイルじゃなくその思想で選んで頂いた。」とずばっと書きたいですが、
思想でもないように思いますので、調の部分じゃないところと、まどろっこしく、
書いてみました。

という訳で、宜しければご覧下さいね。
2013.11.25 | note

2013.11.22

『益子と鹿児島の新しい文化交流』に参加します

11月23日から鹿児島で行われますイベント、ash06の中の
『益子と鹿児島の新しい文化交流』に参加致します。

いろいろな益子の作家さんの中の1人として参加します。
こういう益子の作家という括りで出るのは始めてです。

会場はD&DEPARTMENT KAGOSHIMAさんです。
ash06のイベントは11月23日(土)~12月1日(日)ですが、
『益子と鹿児島の新しい文化交流』は12月8日(日)まで行われます。

詳細はこちらからご覧下さいね。



写真は検品作業の風景。ライターは毛羽立った糸を全体的に燃します。
そして、いつの頃からか、縫い目を刷毛でなでる、というのが習慣になりました。
一つ一つ検品して、箱に入れて発送します。

ライターは骨董市などに出回っている、チャイルドロックのないものを
まとめて購入。なぜかこのラークのライターばっかり出回っているのです。

作った日に検品せず、日を置いて検品するのも習慣の一つ。
検品はミスに気づかなくてはならないので、
少しネチネチしたいやらしい性格になって挑みます。

という検品作業を経て、並んでいるお財布たち、是非ご覧下さいね。
2013.11.22 | information

2013.11.18

展示会のおしらせ

急に寒くなってきましたので、灯油をつぎに行き、
20リットル缶を2本両手に持つと、心の中で「重力2倍」と唱え、
その重みを楽しんでいる事に気づき、ドッキとしたりしてます、今日この頃です。

さて、11月27日より、西宮のEnvelopeさんで、展示会を行います。
ホームページにアップしましたので、是非ご覧下さい。



今回はオーバルボックスの井藤さんと一緒にDMになっております。
(井藤さんは6日から19日まで、みたいです。)
DMご希望の方は、ご連絡頂けたら、お送り致しますね。

30日は在店しますので、遊びにいらして下さいね。
久々の関西、楽しみです。
2013.11.18 | information

2013.10.22

日独

昨日書いた裏技の話。少しマニアックな話です。


ミシンの上糸の張力を調整するダイアル。これは、押さえを上げると、開く
仕組みになってます。縫い終わりに縫製物を取りやすくする為です。
しかし、90度の角を縫ったりする際も開き、糸調子が乱れやすく(ホント微妙に)
なります。



横のネジを外すとかぽっと抜けます。



こんなのがついているんですね。(ミニドライバは、
今年の自分への誕生日プレゼント。地味!)



奥にこのようなピンが入ってます。押さえを上げると、裏からこのピンが
押され、隙間が開く構造になってます。

聞いた話では、ドイツのミシンは、元々この部分が開かないようになってるみたいです。
送りも楕円で送ったり(日本は円運動、楕円は上と下の送りがきっちり1対1になる、
厳密に言えばですが)縫う綺麗さを重視しているのに対し、
このピンは効率性の証みたいなものですね。

ドイツの実直性と日本の効率性。

だから、今まで聞く話では、
ピンを取ってドイツスタイルか、ピンをつけて日本スタイル。
にしているようですが。

あ!!削れば、両方の良いとこを出せるじゃん。
との(ささやかな)発見。角等を縫う時には開かず、
縫い終わりには開くよう、押さえの上げを2段階で調整出来る長さにしてみる。
一発勝負なので、少し削っては試し、を繰り返し丁度良い長さにもってゆく。

ええ、いい感じの長さになりました。
とっても良いです。

こういう小さな発見も自分の頭で考えて見つけるのが醍醐味です。
試してみたい方(って何人いるんだろう)は自己責任でお願いします。
ミシンによってはしない方が良い場合もありますからね。

時間が経つと、書くとか言って書かないので、
覚えているうちにアップします。

小さな発見は楽しい気分になります。はい。
2013.10.22 | note

2013.10.21

ミシンと再会

先日修理に出していたミシンが戻ってきました。
久々の再会で、やはり愛着を感じているのだなと、
感じました。





故障パーツは、同じ塗装のものが無く、白い色になりましたが、
旅に出た息子が、少し大きくなって帰って来たのを受け入れる父親の心情(!?)です。
よくぞ無事に帰ってきてくれた。



そしてニューミシンです。



日々刻々と姿を変える工房。
コバを磨く機械を結構前にですが、導入しました。

ミシンが2台あると、安心して制作出来ます。
それに結構、細かなところまで、自分でいじるようになりました。
「壊れたら直すから。」というミシン屋さんの言葉に背中を押されつつ、
これも勉強、と思い、いろいろ試しております。壊れた際の授業料は安くはないですが、
まあ長い目で見たら、いろいろ覚えておいた方が良いですからね。

「わっ発見!」っていう技も見つけたのですが、
それは、また次回にでも紹介しますね。
2013.10.21 | note

2013.9.23

9月

久々のブログです。
すっかり涼しくなりました。8月に体調を崩してから、
なんだか新しい工房に移りたいと、その事で頭が一杯になっておりました。

一つ気になる事があると、ずっと考えてしまうようです。
広くて、快適な工房を探さなくては…

いろいろしようと思うと、どうも安定を求める性質のようです。

さて、最近作ったもの達です。



エフスタイルさんとのお仕事、ステインプルーフシリーズに新色が!
10月末位からのものですが、予告的に載せます。
良い色です。光によっては、少しブルーが入っているかのように見える色です。
お楽しみに、です。また時期がきましたら、載せますね。



先日作ったレジ財布を改良。
レジまでとは、いかずとも沢山はいります。
ATELIER n°18 TRAVAILの荒井さんにお使い頂いております。





お気に入りポイントです。



そして、我が家に入り込んだ虫たち。



必死なカマキリ。



そして、先日ATELIER n°18 TRAVAILさんに行った際に見つけた、石けん。
いい匂いが好きで、このリンゴの香りはたまらなく好き。

さて、moto市まであと一週間切りました。
当日は、お財布を中心に何点かピックアップして持って行きますので、
ご覧になりたいものございましたら、ご連絡下さいね。

と雑記のような近況報告です。
先日お会いした方から、
「ブログ書いてないから、なんかあったのかと心配してたよ。」と。

はい。元気にやっております。
そして、いろいろ変化する時期なのかなと、涼しくなって、
多少はものを考えられるようになった頭と体で、ひしひしと感じております。

ブログをもう少し書きたいな、と思い。
持ち運びしやすい小さいデジカメを購入しました。
何かをしながら、カメラを取り出す、あの間がどうも苦手ですが、
克服して、少しマメにアップしたいものです。

moto市でお会い出来る事楽しみにしております。
2013.9.23 | note

2013.10.1

益子に戻りました

無事『くらしのmoto市』も終わり、益子に戻りました。
首都高を運転したくない!という事で、
益子~秋葉原間のバス『焼き物ライナー』での往復。



新しいカメラを試すべく、スカイツリーをパシャリ。暗いところもそこそこ良く撮れる。

そして、当日のmoto市の様子です。







毎年荷物を梱包する際にひいている布が見つからないのが慣例で、
今回も結構探しました。見つかりやすいよう、ストック棚に巻いて入ってました。



どうでも良い事ばかり書いておりますが、
当日はいろんな方にご覧頂き、お話出来て楽しい時間でした。
毎年合う出展者の方々ともお会い出来たし、天候にも恵まれ、良かった…

遊びに来てくれた皆様、moto市主催の方々、
会場の簗田寺の方々ありがとうございました。

心残りは、帰り道に献血して帰ろうと思ったけど、時間がなくて出来なかった事、だけ!
次回は少し余裕をもって行こうと思います。

という訳で、制作の日々に戻ります。
2013.10.1 | note

2013.8.23

くらしのmoto市

9月29日に東京、町田であります「くらしのmoto市」に参加します。
今年で3回目の参加です。

この9月の終わりという時期が絶妙で、
夏の終わり、秋の始まりを感じる事ができます。
どちらかと言うと僕にとっては、夏の終わり、というのが重要で、
あの汗だく制作とは完全におさらば、というさっぱりとした気持ちになれます。

というのは、僕の事情ですが、
やはり9月の終わりは心地の良い季節です。

是非足をお運び下さい。



詳細はホームページにアップしましたので、そちらをご覧下さい。

そして、夏が嫌いになりそうなので、来年はクーラーを導入する予定です。
あの汗だく制作におさらばする感慨も今年がピーク(!?)ですので、
存分に味わおうと思います。
2013.8.23 | information
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