
ミシンの上糸の張力を調整するダイアル。これは、押さえを上げると、開く
仕組みになってます。縫い終わりに縫製物を取りやすくする為です。
しかし、90度の角を縫ったりする際も開き、糸調子が乱れやすく(ホント微妙に)
なります。

横のネジを外すとかぽっと抜けます。

こんなのがついているんですね。(ミニドライバは、
今年の自分への誕生日プレゼント。地味!)

奥にこのようなピンが入ってます。押さえを上げると、裏からこのピンが
押され、隙間が開く構造になってます。
聞いた話では、ドイツのミシンは、元々この部分が開かないようになってるみたいです。
送りも楕円で送ったり(日本は円運動、楕円は上と下の送りがきっちり1対1になる、
厳密に言えばですが)縫う綺麗さを重視しているのに対し、
このピンは効率性の証みたいなものですね。
ドイツの実直性と日本の効率性。
だから、今まで聞く話では、
ピンを取ってドイツスタイルか、ピンをつけて日本スタイル。
にしているようですが。
あ!!削れば、両方の良いとこを出せるじゃん。
との(ささやかな)発見。角等を縫う時には開かず、
縫い終わりには開くよう、押さえの上げを2段階で調整出来る長さにしてみる。
一発勝負なので、少し削っては試し、を繰り返し丁度良い長さにもってゆく。
ええ、いい感じの長さになりました。
とっても良いです。
こういう小さな発見も自分の頭で考えて見つけるのが醍醐味です。
試してみたい方(って何人いるんだろう)は自己責任でお願いします。
ミシンによってはしない方が良い場合もありますからね。
時間が経つと、書くとか言って書かないので、
覚えているうちにアップします。
小さな発見は楽しい気分になります。はい。