ANDADURA

BLOG

2020.5.8

レーダーオイルの使い方

レーダーオイル(オイル)
ドイツ生まれ天然成分のみで作られた、革・木製品等にも使用できるオイルです。主成分は、ひまし油、なたね油、バルサムテレピンオイル等です。革の汚れを落としながら、油分を補い、革をしなやかに保ちます。防水・艶だしの効果も少しあります。

 

・原材料 : ひまし油、なたね油、バルサムテレピンオイル 、オレンジオイル、酢 

・容量:200ml

 

 

レーダーオイルの使い方

 

1.  柔らかい 布やブラシなどで、ほこりなどの汚れを落とします。

2. 柔らかい布にオイルを少量含ませ、なじませるように薄く均一にのばします。

3. マッサージするように、余分なオイルを残さないように拭きます。

4. 使用する布は、家にある古い布で十分ですが、綿100%などの植物性のもので柔らかいものをお使い下さい。

 

ーご使用上の注意ー

・ご使用前によく振って下さい。

・少量でよくのびますので、全体に均一にやや少なめにお使い下さい。つけすぎた場合は余分なオイルを拭き取って下さい。

・明るい色の革はご使用後、色が濃くなります。目立たない部分で試してから全体にお使いください。

 

・ANDADURAではTAPIR社の製品を、すべて取り揃えている訳ではございません。実際に使用してみて、良いと思ったものを、お取り扱いしております。
TAPIRホームページはこちらからご覧下さい。

 

 

2020.5.8 | material

2020.5.8

レーダーバルサムの使い方

レーダーバルサム(ワックス+オイル)


ドイツ生まれ天然成分のみで作られた、レザーケアー用オイルワックスです。主成分は、みつろう(蜜蜂の分泌物)とシェラックワックス、キャンデリラワックス等が配合されており、革に浸透する効果と、保護・艶だしの効果があります。

 

・原材料 : みつろう、シュガーケーンワックス、シェラックワックス、キャンデリラワックスカルバナワックス、ひまし油、オレンジテレピンオイル

・容量:85ml

 

 

レーダーバルサムの使い方

 

1.  柔らかい 布やブラシなどで、ほこりなどの汚れを落とします。

2. バルサム少量を布やブラシでつけます。(気にならない方は手指でつけるのをお勧めします。体温でクリームを薄くつけることができるだけでなく、なじみも良くなります。
【肌の敏感な方にはおすすめしません。】

3. 薄く全体になじませるようにのばし、手のひらでマッサージ。

4. 布またはブラシで、余分なバルサムを磨くようにして、落とします。
【使用する布は、家にある古い布で充分ですが、綿100%などの植物性のもので柔らかいものをお使い下さい。】

 

ーご使用上の注意ー

・バルサムをつけすぎると、ワックスが白く浮き出ることがあります。気になる場合は時間をおいてから、ブラッシングするか、植物性のオイルまたは、アルコールで拭く、もしくはドライヤーなどでワックスを一度溶かしてから、拭き取ると落ちます。

 

・ANDADURAではTAPIR社の製品を、すべて取り揃えている訳ではございません。実際に使用してみて、良いと思ったものを、お取り扱いしております。
TAPIRホームページはこちらからご覧下さい。

 

 

 

2020.5.8 | material

2020.5.7

ホックの修理について

ホックの修理ですが、ホック交換する事も可能ですが、
簡単な方法で直る場合もありますので、1度お試しいただけたらと思います。

 

 

【ホックの簡単修理方法】

左のパーツを見て頂きたいのですが、
中に銅色のパーツ(2本の線)があるかと思います。

このパーツで右のパーツの頭の出っ張りを止めるのですが、開閉を繰り返すと、頭の出っ張りが削れてきます。
髪型でいうと段々と角刈りに近づいてくるイメージです。

ある程度まで削れると、押さえが利かなくなって、ホックが閉まらなくなります。

左のパーツを90度回転して頂くと、
出っ張りの削れてない部分にバネが引っかかり、ホックがしっかりと効くようになります。
裏表を親指と人差し指でしっかり持って回すと回転出来るかと思います。

90度回転して、またこちらの部分が削れてきましたら、ホックを交換するのが良いと思います。

ホックの簡単修理方法を試していただき、直らない場合は修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。

2020.5.7 | products

2020.5.7

ファスナーの修理について

ファスナーの修理は、ファスナーが噛み合わなくなる修理が多く、
その修理内容について書きます。


写真のスライダーは、左が新しいもの、右が摩耗したものです。

ファスナーは、ファスナーのムシという小さな金属がスライダーのY字のレールを通る事で、
開閉します。長く使うとスライダーの金属が摩耗してY字のレールの形状が崩れ、
閉めてもムシが噛み合わなくなります。

ファスナーの噛み合わなくなる場合は、ファスナーを全て交換するのでは無く、
スライダーのみの交換で修理可能なケースが多いです。
ANDADURAのお財布は、バラさなくてもスライダー交換出来るように作ってますので、
安価で修理可能です。

 



ファスナーの不具合は、上記のスライダー交換を試してみて、
それでも噛み合わない場合は、ファスナー全てを交換いたします。
試してみないと分からないですが、これまで95パーセントはスライダー交換で直ってます。

ファスナー生地の破れなどは、ファスナーごと交換いたします。
引き手が伸びたりすることもありますので、その場合はスライダーを含めて引き手を新しいものに付け替えます。


不具合がある場合は、修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。

※キャメルの革に関しては選択肢ありますので、こちらの「スライダー交換 キャメルの場合」をご覧ください。

2020.5.7 | products

2020.5.7

ファスナーミニ財布・LGW01

ファスナーミニ財布・LGW01の詳しい説明です。
 
LGW01は中央にループ状のポケットと、その両サイドのスペースがあるだけの、ミニマムなお財布です。
 
詳しい説明と言っても、シンプルなお財布ですので、ループ状のポケットに小銭、仕切りの左右にカード、二つに折ったお札が収まります。ってHPと同じ説明になりそうですが、実際の写真を見ながら、中の見え方や、どの位開閉するのか、などを感じて頂けたらと思います。
ANDADURA_LGW01

L字のファスナーのシンプルなかたち。

 
ANDADURA_LGW01
手に持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw110×h94×d15(mm)です。
 
ANDADURA_LGW01
小銭、カード、お札を入れたところ。中身はこういう見え方になります。本体のファスナーがフタになり、小銭がこぼれないようになってます。自然に持って、写真のような開閉具合になります。
 
開き具合や、中の見え方など、参考になりましたら幸いです。
 
さらに小さな、ファスナーミニ財布 S・LGW12もあります。こちらからご覧ください。
 
 
ー制作話ー
独立してすぐに作ったお財布です。L字ファスナーの開きすぎない、開閉具合が好きで作りました。自分がどんなものを作りたいかすら、定まってませんでしたが、一つ一つ作っていく事で、自分の作りたいカタチが見えてきたように思います。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

掌の小銭入れ・LGWC04

掌の小銭入れ・LGWC04の詳しい説明です。
 
手のひらの動きに合わせて開閉できる掌の小銭入れ。
手のひらのどういう動きに呼応するのか、説明します。

掌の小銭入れ。

 
 
手のひらをグーパーする動き。
 
パー
 
グー
 
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw74×h74×d13(mm)です。
 
身体の一部として、ご使用下さい。
 
 
ー制作話ー
LGWC04は大学生の時に、自分用に作っていた小銭入れを
元にしています。当時作っていた小銭入れはこちらからご覧下さい。
 
ほんと、同じことしてる。ペンケースも今作っているLGP02そっくりです。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

革の小銭入れ・LGWC01

革の小銭入れ・LGWC01の詳しい説明です。
金具を使わず、革と糸だけで作った小銭入れです。
 
ANDADURA
三角形のクジラのシッポのようなフォルムです。
 
ANDADURA_LGWC01
少し膨らんでいる部分を指でつまみます。
 
ANDADURA_LGWC01
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw110×h70×d25(mm)です。
 
さて、開閉してみましょう。
出っ張りを指でつまんで引っ張ります。
 
そうすると外れます。
 
中身が一目瞭然に見えます。
 
ANDADURA_LGWC01
いろんな曲線を使ってます。本体をはまりやすくする曲線。
横幅を小さくする為の曲線。用途が活きるような線を探しながら作りました。
 
 
ー制作話ー
これを作ったのは、2011年くらいだったと思います。数時間バスでの移動があり、それならバスの中で新作作ろうと、折り紙を買って、バスの中でベースを作り、それを家に持ち帰り実際に革で試行錯誤しながら作りました。
 
 
2020.5.7 |

2020.5.7

トレーペンケース・LGP02

トレーペンケース・LGP02の詳しい説明です。
 
トレーペンケースはその名の通り、
ファスナーを開けると、トレーのように使えるペンケースです。
素材に張りのある革ならではの形です。
かたちの中の様々な表情をお伝えできたらと思います。
 

ANDADURA_LGP02丸みのあるかたちです。

 
ANDADURA_LGP02
ファスナーを開けると、トレーのような形になります。
ペンは6本程度収まります。
 
ANDADURA_LGP02
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw205×h58×d38(mm)です。
 
横からの表情。
この丸みがリリースされてトレーになります。
 
側面からの表情です。
 
後ろからの表情。真ん中がくびれてます。
 
柔らかな曲線を描きます。
 
ファスナーの端の引っ張り。ここを持って閉めます。
カバンに縦に入れると、ちょこんとはみ出るので、
ここを引っ持ってカバンから取り出せます。
 
 
ー制作話ー
この形は何か出来ないかと、手を動かしている時に、見つけました。
これが出来て、そうそうこんなの作りたかった!
本体もマチも一体となっていて、全てが繋がっている身体のようなもの
を作りたいと、その時思いました。そこから数年は身体性をテーマに
形を考えていました。
 
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

マルチケース・LGM01

マルチケース・LGM01の詳しい説明です。
 
マルチケースは名刺入れ、小さなお財布、カードケース、小銭入れと、
多様な使い方が出来る小さなケースを目指して作りました。

ANDADURA本体に膨らみがあるフォルムです。

 
背面にカードポケットがあります。
 
ANDADURA_LGM01
フタを開けたところ。本体とマチが一体になった構造。
 
ANDADURA_LGM01
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw98×h68×d23(mm)です。
 
背面のカードの収まり。
 
ANDADURA_LGM01
小銭入れとカード。
 
ANDADURA_LGM01
名刺とカード。名刺は手前の部屋にしか収まりませんが、
手前はいただいた名刺、奥は自分の名刺、とルール決めておけば、
1部屋でも2部屋の役割を果たしてくれます。
名刺は20枚程度収まります。
 
ANDADURA_LGM01
2つ折りにしたお札も収まります。(クルッとした巻きグセがつきます。)
 
様々な使い方が出来ることを目指して作ったマルチケースの説明でした。
 
 
ー制作話ー
LGM01と制作した直後の記事はこちらをご覧下さい。(真ん中くらいからです。)
 
マルチケースはそれまで作っていた名刺入れの形がベースになってます。
名刺れを使ってくれていた友人が、「仕事をやめたら名刺入れ使わなくなった。」
と言っていたのがひっかかていて、それから考えて出来た形です。
 
便利すぎるものは、そのうち不便になるんだなぁ、と考えるようになりました。
 
過ぎたるは及ばざるが如し by世阿弥
ですね。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

コンパクト財布・LGW10

コンパクト財布・LGW10の詳しい説明です。
 
LGW10は「使う時の手の動きがスムーズになるよう、動作から形を導きました。
と説明に書いてますが、そのあたりも分かりやすく説明いたします。
 

ANDADURA_LGW10

コロンとしたフォルムです。
 
ANDADURA_LGW10
上から見ると、真ん中の小銭入れの周りを他のパーツが沿ってます。
容量をキープしつつ、サイズをコンパクトに出来ます。
 
ANDADURA_LGW10
ホックをオープンにしたところ。
 
ANDADURA_LGW10
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw98×h84×d38(mm)
 
 
スムーズな手の動きについて
 
LGW10はフタが下に来るようにして右手であけて、左手で本体を開きます。
 
 
そうすると、右手がフリーになり、カード、小銭、お札にアクセスできます。
左手で持った時に、小銭入れが真ん中にある事で、安定して持つ事が出来ます。
 
カード(使用頻度の高いカードはこのポケットに収めます。)
 
小銭の出し入れ。小銭の奥にも一つカードポケットあります。
ここは一番使用頻度の低いカードを入れておきます。
 
お札。取り出しやすいように、十分なクリアランスがあります。
 
小銭入れ本体の裏にも、カードが収まります。
下から手を入れて取り出します。(このポケットはたまに使うカードを収めます。)
 
真ん中に小銭れを配置する事で、サイズ感や持った時の安定性、手の動作に沿った
お財布になりました。カードの位置、小銭の位置や向きなど、試しに試して制作しました。
 
 
ー制作話ー
ANDADURAのファスナータイプのものは左右対象で、利き手に関係なく使うことができるのですが、LGW10を作る際、(僕が左利きですので)自分の使用感が参考にならないと思ったので、右利きの方に使ってもらいながら、使い心地を確認しました。
左利き用の財布なんて使ったことないので、僕自身が右利き用の使い方になっていた事が分かり、最終的には自分の使用感を信頼して制作しました。
 
2015年8月に作った直後のブログはこちらをご覧下さい。
サイズを小さくする事を求めつつも、余裕を持った作りも求めていたんですね。
 
コンパクト財布の旅の風景はこちらをご覧下さい。
 
 
2020.5.7 | products
page top