ANDADURA

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2010.6.25

扇風機

我が家の扇風機。
カーテンレールに吊り下げ式にて使用しております。

やっと大好きな夏が近づいて、扇風機を出すのもなんだか嬉しい作業なのでした。

2010.6.25 | note

2010.6.23

トイレ本紹介

トイレ本の紹介です。たかがトイレ本、されどトイレ本。
僕は後者のされどトイレ本を強調したい。(何者なんでしょ)

トイレ本は、トイレで読む本である。もちろん。
そして、一般公開された本でもある。
人の家の本棚の本は、簡単には手を出しにくいオーラがあるが、
トイレ本の敷居の低さには、感慨すら覚える。
「どうぞ、読んでくださいなー。」とフレンドリーな声を聞いた事もある。(嘘)

友人が遊びに来る。皆でわいわいとお食事会。そこで一息のトイレ空間で手にするのが、
このトイレ本である。そう考えると、楽しんでもらう為、手を抜けないものである。

そして現在のトイレ本は



この5冊。
右上から時計周り
・『Invece del campanello』bruno munari davide mosconi
・『テスト氏』ヴァレリー:著 小林秀雄:訳
・『民藝』393号
・『くらしの宝石』具本昌
・『a book of spoons』jasper morrison

もっとも『テスト氏』は小説なので、トイレ本には不向きなのは
分かっております。が、そこにあるだけで安心する本というのもあるのです。

前回のブログ『岐阜の熊さん』とあわせ、トイレつながりのお話でした。

お守りにしている本など、紹介したい本は沢山ありますが、
「ブログはスパゲティーの茹で時間で」と考えておりますので、
この辺で。

またご紹介できたらな、と思います。
2010.6.23 | note

2010.6.19

お気に入りナンバー01「岐阜のくまさん」

『モノ』というカテゴリを作ったものの、まったくアップしてないのが、心苦しく、
肩の荷を降ろすためのアップです。
(王様の耳はロバの耳と穴に向かって告白する心境に似ています。)

ようやく解放。カテゴリを消すという荒技もちらつきましたが、
その邪念は押さえました。

『モノ』は僕のお気に入りを紹介しようと、作ったカテゴリです。
お気に入りナンバー01は「岐阜のくまさん」です。



石から削りだされた熊さん。
岐阜の山奥で、五重塔を造り、そこに喫茶店を営む、夫婦より、
無理を言って譲ってもらいました。(売り物ではなかったのです。)

かれこれ5年間一緒に暮らしております。
現在、地味にトイレにて、トイレ本のブックスタンド(壁ー本ー熊さん)
として活躍中。

お気に入りナンバー01「岐阜のくまさん」でした。

ぷー。
2010.6.19 | note

2010.6.17

帰宅

先日の小旅行より戻って参りました。戻ったのは、15日ですが、なんだか意識は遅れ、本日戻って参りました。

良い出会いがあり、
僕自身、身を引き締めてやってゆこうと改めて思いました。
(なんだか結婚式の挨拶みたいだ)

益子、宇都宮で出会った皆様、ありがとうございました。
とても貴重な時間になりました。

また僕にとっての魂の場所、益子参考館にも行けた事が嬉しく
また、参考館については、ブログでレポートしたいと思います。

それでは、おやすみなさい。
2010.6.17 | note

2010.6.9

土井邂逅

先日書いた『土井さんの話』を見てくれた方から

「私、その人に会った事ある。」
と言われました。
2010.6.9 | note

2010.6.4

土井さんの話

以前ある人に、「プロダクトと作家のちょうど良い間にいるね。」
とおっしゃって頂いた事がある。アンダデューラのモノを見て頂いた時の話である。

嬉しかった。

プロダクトよりは暖かみを持たせたいし。
作家という程、個人のモロモロを反映させたくはないし。(というか、自然にでればと思うので。)

常々思っていることである。だから嬉しかったのである。

そんな事を思ってたら、土井さんの事を考える。
土井さんは僕の中の工場長である。

土井さんは、電車を乗り過ごす事も無いし、
ましてや、反対方面の車両に乗り込む事も無い。
天候によって、気分が著しく変化する事も
スキップしながら、鼻歌を歌いながら夜道を散歩する事も
パスタを茹ですぎる事も無い。

そう、土井さんは、現実の人なのだ。

僕の中の現実の人、土井さん。

土井さんはピシャリと言い放つ
「かっこ良いなんて、結果論だ。」
「かっこ良いなんて、モノを成り立たせる要素の一つでしかない。」

そう、土井さんは総合の人でもある。

僕の中の総合的人格、土井伸二(フルネーム!!)。

土井さんは工場を回してゆくため、
いろいろな事を考える立場にいる。
クレームがくれば、丁寧に真摯に話をし、
納期が厳しければ、外に仕事を回したり、
そんなもろもろが、得意なのだ。

僕が、かっこいいを求めすぎると、
「おまえさぁー、かっこいいなんてもんは…」
と、言い放つ。

そんな土井さんが、煩わしい事もある。しかし仕方が無い、
僕だって土井さんを頼りにする事だってあるのだ。

確かに、カッコいいなんて、一つの要素だと思ったりもする。(土井さんのせいだ)
自分でそっち(かっこいい)になびき過ぎてるな、と感じた時は、

「土井さん!!作業着」
と土井さんに作業着を脱いでもらい、心に作業着を着る。

土井さんは、そういう事に無頓着だから、作業着は汚い。
ヒゲだって、いつも、季節はずれのつくしの様にまばらに生えている。

土井さんの作業着を着た僕は、
想像で、新宿駅に飛ぶ。新宿駅で汚い作業着姿の自分。特に用事も無く、
ただただ、佇む、作業着の僕。

うん。限りなく孤独だ。孤独でいて切なくもある。
切なくてリアルだ、現実だ。土井さん的日常だ、と思う。
そうすると、自然に
「かっこいいなんて、モノを成り立たせる、要素の一つでしかない。」
と体得できるのだ。

だから
「プロダクトと作家のちょうど良い間にいるね。」
という言葉は
「土井さんとヤマモトのちょうど間」と読み取る事も出来る。

土井さんと僕の共同作業。


とここまで書いて、二重人格的な文章はなんなんだ、と思いはじめた。
ひかれるではないか。これでは

しかし、「気持ち悪さも、一つの側面さ。」と言う土井さんに背中を押してもらいアップします。

しかし、次回は、土井伸二としてブログを書いてみたくなりました。
乞うご期待。(時期未定)
2010.6.4 | note

2010.6.3

welcome

本日は、工房オープンに備え、ウェルカムグッズを作りました。表札とスリッパ。
(こういう、なんとかとなんとか、名詞の間に「と」が使われているのを
見ると、『セックスと嘘とビデオテープ』と映画のタイトルが自動的にうかんでしまいます。)

表札をスリッパとビデオテープ(ビデオテープがつけたくなる)

オープン時期は未定ですが、あいた時間を見つけ、準備を進めております。

それでは、お楽しみに。



2010.6.3 | note

2010.6.2

針が落ちる

時計の針が落ちた。お気に入りのユンハンス。
古いモデルらしく、装飾的なリューズ、愛嬌のある文字フォント、洗練とはまた違う魅力がある。

秒針の無い文字盤はすっきりしていて、それはそれで気に入っており、
まあそんなにショックでは無いけれど。時計の針が落ちる、時間の経過に
なんだか神妙な顔つきになってしまうのでした。


2010.6.2 | note

2010.5.30

初恋の味

パン屋さんの話昔ながらのしつらえのパン屋さん。おそらく創業以来使い続けているであろう什器、
少ない商品数ながら、時間の経過と共に淘汰(おおげさ)されたパンたちが並ぶ。

その中で、3種類のラスクを発見。
おなかが空いていた僕は歩きながらでも食べれると、
ラスクを選ぶ事に

・コーヒラスク  コーヒー風味
・レモンラスク  初恋の味
・ミルクラスク  牛乳風味

の3種類。
もちろん、僕は初恋の味を購入。
レモンは僕の初恋の味ではなかった事が残念だったけれども、
ネーミングした人の気持ちになって、初恋の味を楽しみました。

甘くて、酸っぱい初恋の味、レモンラスク。

しかし、きゅんとした。

例えば大きいパン屋の場合
その他のラスクにも、初恋に準えたネーミングをつけるのが世の常、
いわゆる、マーケティングというやつ。

他の味に比べて初恋という言葉が、とびでたバラバラな感じにきゅんとした。
個人の思考の軌跡(また、おおげさ)が感じられて、思わず、初恋を詠った人を探す為
店内を一望した。
2010.5.30 | note

2010.5.25

おそくはやく

今日も気持ちの良い天気の登戸です。

毎年恒例の父の日が迫ってきた。もちろん父の日は毎年やってくる。
おそらく、少しすると僕も父側になるであろう。諸行無常。

父の日
今まで、電話をするくらいで、これといった事はしておらず、
言い訳するなら、何をあげていいのやら、

父は何を欲望しておるのか?
父が欲するものとは?

など考えても皆目見当つかず、今まで、テレフォンのみな私。

そんな私を尻目に、兄は電動歯ブラシやら、旅行券などを父にプレゼント。
そんな兄が眩しい、眩しすぎる。

そろそろ、心配かけてばっかりな僕も、父の日にと、
お財布を作りました。LGW03、ベーシックな二つ折り財布。

父の日は6/20日ですが、忘れてしまいそうなそうな僕は、
「日本一早い父の日」と勝手に称し、本日発送します。

おそらく父の日は電話をいままで通り電話をかける事になりそうですが、
いつも通りというのも、乙でしょう。

そして「日本一遅い母の日」と称し、最近パスカードを使いはじめたらしい母にカードケースを送ります。

早めの父の日
遅めの母の日

早父遅母

勢いで四文字熟語も作ってみました。
まったく、なんのこっちゃなのです。

喜んでくれるとよいのですが…
2010.5.25 | note
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