ANDADURA

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2010.5.24

メンテナンス~雨降り編~

こんばんは、本日はしっとりとした雨の神奈川でした。

きょうは、雨の日のメンテナンスについてご紹介致しますね。
HPにも革のメンテナンスでご紹介しておりますが、ご紹介します。


・革に水染みが出来た場合

当店の製品はタンニンなめし革を染料で染色しています。
雨などの水滴がかかると、水分が乾くときに輪の外側に染料がたまるため輪状の跡が出来てしまいます。
水分がかかってしまった時にはすぐに水分を拭き取って頂くと、シミになりません。
水分がしみ込んでしまった場合には、濡れた部分の周りを少し濡らしてぼやかすとしみになりません。
しみが出来てしまった場合は、オイルを定期的に塗布して頂くと、

いつのまにか輪染みが消えてしまいます。


・雨などで革が濡れてしまった場合
雨などの水分が革にかかってしまった場合は、
乾いた布で軽くたたく様に押し当てて水分を取り除きます。
水分を取り除きましたら直射日光やドライヤーなどを避けて乾燥させます。


やはり雨は革の天敵ですが、個人的には、そんなシミも楽しんで頂けたら、と思います。

それでは、神奈川の明日は天気予報は晴れみたい。でも、しんみり雨もそんなに嫌いじゃない。
2010.5.24 | note

2010.5.23

制作行程

今日は『長っ!!』な記事です。

制作行程を追ってみました。
セルフドキュメントなので、作業風景は無く、出来上がったものが「ポン」っと
写されており、臨場感に欠けますが、想像力で補ってもらえたらと思います。

それでは早速。



上の写真はいわゆる型紙です。何度も使用しますので、ベルポーレンというモノを
使用しております。



革は用途によって厚みをかえて使用しております。



所々にあるキズを避けながら、型紙を革にうつしてゆきます。



これをカットしてゆきます。



細かいカーブ等は、専用の工具を使いカットします。



刻印を入れます



革のコバを仕上げます。魔法の液体をつけ磨きますと、つるつるに



出来上がりを奇麗にするため、厚みを調整します。
厚さを調整する機械



漉きあがりました。



漉きあがったパーツを貼付けてゆきます。



貼付けたパーツを縫うミシンです。通称腕ミシンと呼ばれてるミシンです。



縫い上がりました。



さらにパーツを貼ってゆきます。



中身完成です。



本体と縫い合わされました。



革のコバを仕上げて完成です。
左は魔法の液体です。

と制作行程でした。
また、いろいろと、工房日誌で、紹介してゆきたいと思います。
2010.5.23 | note

2010.5.20

なんとか良品

散歩中に見つけた看板。
完全になんとか良品。
まったく、しれーとした佇まいに、したたかさを感じました。

「ひとつ賃貸の看板作りたいんやが。」

「何か、ご希望のデザインなど、ございますか?」

「あれや、あれ。無印良品ゆうのあるやろ、あれの商品タグ、あれ見やすいねん、あれ好きやねん。」

「無印良品ですか、それだと、知名度がありすぎて、あまりよろしくないかと。
そのままになっちゃうかと思うのですが。」

「ええねん。好きやねん。商品名のところにアパート名入れとってな。」

みたいな、やりとりが、あったのでしょうかね。
しかしこういう、『ドヤさん』みたいな人の言葉って関西弁にしてしまうなぁ。

武蔵新城駅より徒歩5分のスポットで見れます。

2010.5.20 | note

2010.5.19

ハッピーウェディング

こんばんわ。本日は友人の結婚式の引き出物を制作させてもらえる事になりました。
小学校の頃からの友人、S君。
LGWC01の仕様変更バージョンです。
制作中も、ハッピーな気持ちでしたよ。ありがとう。
結婚式も僕の誕生日の日、という事でなにやら、つながりを感じずにはいられません。
こんな形でお祝いできるのは、嬉しい限りです。
S君結婚おめでとう。

幸せのお裾分けということで、
作業風景を紹介しますね。



整形後、乾燥中



乾燥終わり、金具を取り付けました。
ホタテ大漁、といいたくなる光景でした。(全く単純な頭だなぁ)



オリジナル刻印を制作しました。



やはり刻印が入ると、オリジナル感が出ますね。
ANDADURAのモノでなく、祝いの品という感じがしてきます。(感じでなく、
まさにそうなんですが。)



因に、ANDADURAの刻印はこんなのです。



最も苦手な分野であるラッピング、刻印に助けられました。
スタンプとして使用し、金槌でたたく事で、活版印刷のような立体感。
リボンは、通常のリボンでなく、ミシン糸の太いものを使用しました。
ラッピング気に入ってもらえたら嬉しいのですが…



作業後、お茶を飲んでいる時、取っ手がグニャーとなった、マグカップ。
ダリマグカップ。思わずパシャリ。
左にある物体は、コバ磨きに使う布です。いろんなものがしみ込んでおります。

例えば、愛
とベタベタにしめてみました。
2010.5.19 | note

2010.5.18

私の術 ~同化の術~

さてさて、(いきなり、さてって変ですね。しかし好きなのです。『さて』って、「いろいろ大変だったけどそれも終わり。さて何しよう。」みたいな前向きなメーセージが込められてません?さてって)

さて、同化の術(まったく適当なネーミング!!)の話です。全く大げさなタイトルです。

例えば、何かに振り回されていると気づく事がある。
それは、食べ終えたご飯の味を覚えてない時
それは、落とし物をしたり、モノをなくしたり、人が傷つく発言をしてしまった時
いつも電車から見える富士山を見ようとしない時。

僕にとってそれはまずい兆しである。
まずいのは分かるが、どうしていいか分からない。
そんな時は、難なく、一日を静かに過ごそうと思ったりもする。
余計な事は、せず、言わず。『みざる・きかざる・しゃべらざる』のおさるさんに願ったりもする。

そんな、流れを変えるのが、『同化の術』です。
それは、とても簡単。

まず、道をゆっくり歩いている人を見つける。
そして、その人と同じペースで歩く。

というもの。至ってシンプル。
しかし、変な事をしてしまう日は総じて早歩きなのです、僕は。
ゆっくりとしたペースにかわると、なんだか自分を取り戻した気になったりする。
不思議と、自分でゆっくり歩くより、人のゆっくりペースに合わせる方がうまくゆくのです。

是非、そんな時は、お試しを。
おさるさんに願掛けするよりは、効果ありますよ。
2010.5.18 | note

2010.5.16

鬼子母神手づくり市



鬼子母神手づくり市にいらっしゃって頂いた皆様、ありがとうございました。心地よいお天気でしたね。

お財布を買って頂いた、大道芸人の方、また多摩川にお越しの際は、
是非ファイヤーダンス見せて下さい。楽しみにしております。(見てくれてるかなぁ) 一緒にグミを食べながら、お財布を選んだ方、使い勝手はいかがでしょうか?
いろいろ、見て下さいました方、ありがとうございました。 気持ち良い一日でした。
そして気持ちの良いレイアウトの石を発見しました。
なにやら心ひかれました。



その帰り道、珍しい月が出ておりました。
単純に『トルコ国旗みたい』と思い写真に収めました。

2010.5.16 | note

2010.5.12

and blue

こんばんは、andaduraはホームページ、ブログとやたら青文字を多用しております。

僕は勝手にandaduraの頭をとって勝手に『and blue』と読んでいます。
イブ・クラインの『international blue』程、インターナショナルではなく
より個人的な青。

『and blue』

夕方の、スーとした青空や、明け方の空には、
何だか自分がとけ込むような、
怒りや、苛立や、悲しみや、無力感や、名前の無い感情達を吸い込み、癒す、青

2010.5.12 | note

2010.5.11

写真発表会

整理した、写真達。フォルダに埋もれていたのをピックアップしました。
コメントでお褒め頂いたことを、いい事に、調子にのってのアップです。


















2010.5.11 | note

2010.5.7

写真に見る自分

カメラの購入を考えている。
今、使用中の父からもらった、カシオのデジタルカメラ。300万画素。
いわゆる化石である。しかしそこそこの愛着はある。
このカメラ。手ぶれがすごい。
昼間の室内の撮影でも、手ぶれ。
夕方の多摩川でも、手ぶれ。

もはや、手ぶれ防止ならぬ、『手ぶれ』機能付きカメラかと
真剣に疑いたくなる位の手ぶれ。

もはや愛着はあっても憎悪すら、芽生えてくる。

よってカメラの購入を考えている。

そこで候補にあがったのが、
・contax tvs デジタル
・コニカミノルタ α7

コンタックスは過去に使用しており、再度画質を確かめる意味で過去の写真を
いろいろと見たのである。

結果、画質を見るつもりが、いろいろと整理をはじめ
驚きの写真達にであったのです。(やっと本題、長かった…)

問題の写真は、おそらく海を見に伊東に行った時の写真達である。
車の助手席より、茅ヶ崎、伊東間をグーグルストリートの如く、撮られた写真達。

これが延々とあるのである。
おそらくこの間、運転してもらってた、A君をそっちのけで、
助手席より延々と写真を楽しむ自分の姿が浮かび上がってきた。

いやはや。すまぬよA君。
3年前の出来事。そんなに若くはないわたくしは、こんな自分勝手な奴だったのかと知りました。

撮った写真よりも、写真を撮った時の自分が見えた写真整理なのでした。

その中から数枚をピックアップ。

おやすみ前のブログでした。




2010.5.7 | note

2010.5.6

自己紹介

ちょっと、自己紹介をさせて下さい。

ANDADURAは、元気玉的な発想で言えば、いろんな人に助けてもらいながら、やっておりますが、
客観的にみると、わたくし、ヤマモトユウスケが企画、制作等を行っております。

やはり、僕も商品を買うときは、
「どんな人が作っているんだろうか…」という事は気になる方なのです。

ですので簡単ではありますが、経歴を載せたいと思います。
経歴といいましても、ヤマモトクロニクルというよりは、こんな事思ったな、
という超個人的断片ですが、おつきあい頂けたらと思います。

初めてカバンを作ったのは、小学校後半辺りだと思います。
おばあちゃんのお家に行った際に、おばあちゃんがA4くらいの書類を持って行く大きいカバンが無いと、言っておりました。僕は、トレーなを脱ぎ、トレーナーの着丈の下の部分を、家庭科で習った
縫いでもって、縫い、腕を結んでトレーナーバッグを作りました。
おばあちゃんは、お礼にと、ミシンをくれました。
(わらしべ長者の話みたいですね。)
そこからミシンライフが始まり、なぜかカバンばっかり作っていました。

中学、高校とミシンライフを経て、
大坂芸術大学のデザイン学科を卒業後、設計会社に入社。
その後、カバンメーカー制作を経て、ANDADURAをスタートさせました。

すごくはしょった、クロニクルですが、
おばあちゃんがくれたミシンからはじまったなあ、とつくずく思います。

おばあちゃん、ありがとう。
深夜の投稿ですので、感傷的な部分もあり、恥ずかしさもありますが、
そのまま、アップ致します。

それでは。
2010.5.6 | note
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