11月23日(木)から翌年1月28日(月)に岡山・牛窓の御茶屋跡で行われます、
企画展【STORES】に出品致します。
御茶屋跡は2017年4月にオープンし様々なブランド、作家、プロダクト
などご紹介してきました。この度の企画は今までにご縁のあった方々の
垣根をさらに広げ、より多くのモノ、コトを2ヶ月に渡りご紹介いたします。
ホームウェア、家具、オブジェや洋服、ジュエリーや香水。そして食など
普段の御茶屋跡とは違った全館使っての企画展です。
静けさのある冬の瀬戸内海に是非お越し下さい。
(DMより)
ANDADURAでは定番の中からお財布を中心に出品致します。
様々な方も出られる盛りだくさんな企画展ですので、
是非足をお運び下さい。
詳細は
御茶屋跡のHPよりご覧下さい。
一点説明が必要なアイテムを持って行きますので、紹介します。
マルチケースというアイテムです。
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これはカードと名刺のサイズ比較です。
名刺の方が少し大きい。
たとえば、お財布はカードやお札、小銭、領収書など様々なものが収まるよう、
デザインしますが、それぞれのサイズのズレみたいなものを、いかにうまく
繋げてやるかが、結構大切な事のように感じています。
そして、このズレを生かす、という方法で考えたのが、マルチケースです。
カードと名刺のズレは、
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縫いが入り、小さくなった部屋にカードをあてがい、名刺は大きな
部屋に収まります。
名刺は手前の部屋にしか収まらないので、分ける事は出来ませんが、
入れる際に、手前が頂いた名刺、奥は自分の名刺と決めてしまえば、
ひと部屋で十分という考え方です。
マルチケースというからには、幾つかの使い方が出来ます。
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こんなふうに、小さなお財布として使っても頂けます。
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お札は二つ折りにして納めます。使ってると、ペロッと丸まります。
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それが嫌な方は、こんなふうにフタの裏に入れてあげます。
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カードは裏面に収まります。
用途を限定ぜず、様々な使い方が出来る事を目指して作りました。
(ひと部屋しか名刺が入らないので)名刺入れとも
言えないし、(収まる量が少ないので)お財布とも言い難い
事からマルチケースと名付けました。
これまでも作っていた構造ですが、この作りの持ち味をより引き出せたのでは、
と思っております。
そして、このマルチケースというジャンルは、革という素材の持ち味を
より引き出す事が出来るのでは、と思っております。
今後また別のマルチケースも考えていきたいと思います。
まだ、定番として出しては無いですが、ひと足先に御茶屋跡に持って行きます。
お店に並べる際に、このアイテムは説明文が必要だろうと思い、
ブログを書きながら考えてみました。少しまとまりました。
ありがとうございます。