ANDADURA

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2010.12.9

「最も簡潔なカードケースの構造は?」の問いより
ずっと試したかった、作り「ミミ」。

ばっちり留っているが、やはり、長所、短所があるな、これ、

・良いところ
少ない要素で、きちんと機能。
それに伴い、すこし軽くなる。

・わるいところ
見た目が浮いてみえる。
使い方を限定してしまう。(隅に縦でカードを入れても使いやすいのだが…)



うーん。こういうアイデアは定着が難しい。
ここから寝かせて、時間に委ねよう。
といいつつ、今回は無しの方向で進めようと思っている。

「抑制」という言葉が好きなのだ。押さえて押さえて、滲み出る。
これは、アイデア!!って感じかして、なんだかなーである。

ミミは、またいつかの為に温めておきます。
いつか、「ここぞ!」という時に、備え。
2010.12.9 | note

2010.12.8

試作デイ

久々の試作の日。
溜まっていたものをいろいろ試す。
定番にするとか、そんな事は考えず、とりあえず、頭から出してみる作業。

右はファーストサンプル、左はサードサンプル。
とりあえず、ここに住んでいるうちに、
小物は考え尽くそうと思う。



まだ完成には遠いが、いろいろ発見があった日。
今日はもう少し詰めて終わり。
2010.12.8 | note

2010.12.7

工房移転のお知らせ

突然ですが、来年の1月末に益子へと工房を移転致します。

あばら屋という事で、工房から、作ってゆきます。
益子では、、「作る」という事を、より深め、
また、生活にも重心を置き、「続ける」という事も
大切にしてゆけたらと思っております。

追加する設備や工房のアイデアも定まっており、これらを進めてゆくと共に、
決めてない事も、大切にしてゆけたらと思っております。


益子での新居。

引っ越したら、カバンを始めようと考えておりましたので、
お楽しみにして頂けたら嬉しいです。
2010.12.7 | information

2010.12.6

3世

自転車には、決まって「チャーリー・スミス」と名前を付ける、
買った順に1世、2世、3世といった具合に、
チャーリー・スミス1世は、今も現役で、駅までの軽い道のりで活躍中だ、
2世は窃盗にあった。クラシックロードバイク、緑色。
買ってから、1ヶ月ばかりだった。頭の中を『自転車泥棒』がかかる。

♪自転車は君のもの~、
のフレーズに畏敬の念を感じつつも(なかなかそんな風には思えなかったので、)

3世を買う事で弔った。3世は現在の立地には合わず、部屋の片隅にぽつりと、
「NATIONAL」ってロゴを輝かせる。

さてさて、3世の話。
3世と言ってもここからは自転車ではなく、
作業ボックスの話。
以前紹介した1世から、グレードアップの3世


懐かしき作業ボックス1世



現3世。肌理が細やかに。

ビンや、容器はスーパーで食材を買う際に、物色したり、
ホームセンター、ハンズなどで、日々探す。

2世は過渡期の様相だったが、3世はなかなか使いやすい。

おそらく作業ボックスは、ずっと更新し続けるのだろうな、
どうなることやら、である。
2010.12.6 | note

2010.12.5

ベルト

広島にある、ファッションを通し平和を考えるsardineさんとベルトを作る、お手伝いをさせて頂きました。



コートの上から、巻くベルトという事で、
あれやこれやを話し合いながら、進め、無事完成です。

そして、やはり、一緒に作る事は楽しい。
自分というパイプを通すと物事が、少し良くなるという有様が、
調度良い。自分というものを落とし込むバランスに無理がない。

sardineさんとANDADURAの2つの声が込められております。
是非ご覧頂けたらと思います。

ベルトはsardineさんでお求め頂けます。

sardineさんはこちらからご覧頂けます。
2010.12.5 | note

2010.12.4

一緒にする事

僕は、人と何かするのが好きだ。ここ数日も、一緒にするお仕事をしていた。
そんな時は、ブログに書く事がなかったりする。

ここ数日がそう。

しかし、人とする事が楽しいなと思う自分を発見したのは
一人で初めてからの事。

人と楽しくする為には、自分がきちんと確立されなくては、と思うから、
人とする事は、自分自身を確立させる事でもある。

だから、人と一緒にする為にも、自分自身の事を、
しっかりしていこうと思うのである。

そして、お知らせ出来る内容は、
ブログにつらつら、書いてゆきたいと思います。

そして、明日、(本日だな)は益子に日帰りで行って参ります。
まったく、月に2回は行ってるな、益子。

今回の旅行本は『パパラギ』を選んでみました。
国立の匙屋さんで購入。ぼーと、いろいろ考えて参ります。
2010.12.4 | note

2010.11.30

作品と商品

例えばあなたが、百円均一に行ったとしよう、「あの、歯ブラシありますか?」の問いに
「その作品なら、あちらの棚にございます。」

と言われたら、どうだろう。

はたまた、とあるギャラリーにて、
「あの絵、良いですね。うん、お家に合いそうだわ。」
「あの商品ですか、あちらは…」

と言われたら、どうだろう。

なんだか、怖い。コメディーが始まったようで、どう言葉を返して良いのか、
(笑いをこらえつつも)困るはず。

僕も作ったモノが、場合によっては、商品だったり、作品になったりする。
最初は、うむむ、と思っていたが、最近では、場にあっていたら良いのでは、
と思っている。どちらもなんだか違うような気もするが、どんぴしゃり、な言葉なんて
ないから、仕方ない。

にしても、商品と作品の中間地点の言葉は生まれないのであろうか。
気長に待ち続けているのである。
2010.11.30 | note

2010.11.26

益子で考えたあれこれ(のはずが)

前回の続き、益子で考えたあれこれも、当時の熱は覚め、早くも忘却中。

話はそれるが、先日昔の話をしていたのだが、
殆ど覚えていなかった。そればかりか、
発言や手紙の内容は、今ならしないであろうもので、
まったく別人の話を聞くよう。

といっても、たかだか、3、4年前の話であるから、
この忘却無人ぶりには、ただただ呆れるばかりである。

しかし、きちんと覚えなきゃ!とはならず、
そっちの方が、気楽でいいや、と思うものだから、
ブラックホールは広がる一方で、それはそれで、この事態が、
僕をどこに運んでくれるのか、と好奇心が刺激される。

先日話したときは
「それ、どこの引き出しにも入ってない。」と度々言っていたから、
もしかしたら、数年後は口癖になっているかもしれない。

「それ、どこの引き出しにも入ってない。」

まったく恐ろしい事態だが、そこまで行くと
慣性の法則(か?)で多少は均される事に期待しつつ、

また益子の話がそれ、次回に持ち越し。
覚えているか、不安である。
2010.11.26 | note

2010.11.22

「益子で考えたいろいろ」のはずが…

「メディアはメーセージである。」という言葉で有名な
(言葉がいささか有名すぎる感もあるが…)
マーシャル・マクルーハンはカナダのトロントを拠点としていた。

アメリカを見る際に、少し離れてみる為だ。
「水の存在に気づくのは魚ではない。」と言っているように
渦中に身を置き、見えなくなる事を避けたのだ。

益子で考えるあれこれは、東京では考えない(考えられない)あれこれだ。
東京より少し離れ、水の存在に気付くであろう、人間や、陸生動物として
あれやこれやを考える。貴重な時間。

そう考えると、考える事なんて、結構『場』に支配されていたりする。
『場』だけでなく、時代や、年代や立場や関係や、そんなモロモロに影響を受けている。

少し話を進めると、新しい事を考える為には、新しい場所に行くだけでいい!
とも言えるが、こんな完全他力本願な考えも、うむうむ、と頷けたりもするが、
こればっかりはタイミングが肝心。

かくゆう僕も、物を作るとき、いろんな渦中にいないように気を付けていたりする。
例えば革に関しても。
革を愛し、その素材に溺愛する一方で、
「革なんて切りっぱなしの素材だよ。」とクールに言い放ったりする。

革には、革の素材の持つ渦中があり、意識的に見えのバイヤスを
知らなければ、新しいものは作れなかったりすると思うのだ。
革から少し離れる目線が「革なんて切りっぱなしの素材だよ。」なのである。

さて、益子で考えたあれこれを書こうと思ったが、
序文みたいなもので、結構な量になってきたので、
本題は次回に回す事にする。

と、最近は気付くと写真無しのテキストばかりになっている。
それは、僕がブログを書く際の傾向の様なものだ。

長々となりすぎた。
本題は次回にとか言いながらも書かなかったら、すみません。
2010.11.22 | note

2010.11.19

11/20-28

先日のブログで紹介しました『solva life market』明日より始まります。

20日と28日は在店日ですので、是非お話しに来て頂けたら、嬉しいです。
2010.11.19 | information
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