10月1日より、ANDADURAの一部の製品の価格を改定させていただきます。
ANDADURAは、革作りや制作の工夫などで、品質を下げることなく、価格を維持してきました。さまざまな価格が上がるなか、これまで以上に、小さなアイテムで革を無駄にしないアイテムづくりや、梱包資材など発送形態の見直しなど、思いつくことは行ってきましたが、制作に必要な原材料や各種資材、その他あらゆる方面での値上がりが大きく、工夫と見直しだけでは、吸収しきれなく、現価格での維持が難しいと判断し、製品の一部の価格を改定させていただくこととなりました。
今後も、品質を下げることなく、しっかりと制作したものを、お届けできたらと思っています。改定の事情を、ご理解いただけますと幸いです。
ANDADURA 山本祐介

【雑記】
over the rainCowのアイテムについて、書いてみます。
ここ数年間、over the rainCowの小さなアイテムを考えることが増えました。
豪雨で水に浸かった革を使いたいとの思いではじめた、小さなアイテムを作る試みですが、さまざまな具材や資材の値上がりの中、「出来ることはやっておこう」と思い取り組んだのは、箱など、お届けするまでのパッケージや発送方法などの見直しと、小さなアイテムを作ることでした。
革づくりや、制作にまつわる見直しや工夫は、これまでもさんざんやってきましたので、あと出来ることと言えば、革のロスを減らすことくらいしか残っていないと感じました。
革をロスなく使うことが出来れば、少しは値上がりを吸収できるかもしれない、と思い、取り組んでいました。(もちろん作ろうと思う心持ちが、その前にあるのですが。)
「レンタル」のお財布の返却時にいただくカードの、「制作を希望するアイテム」の項目を何度も読んだりして、その時に作りたいと思ったものを、コツコツを制作しました。
over the rainCowのアイテムを作ることは、革のロスを減らすことでもありますが、それに加え、流れの早い川の傍にある、チャプチャプと遊べるたまりのような場所で、ものごとを組み立てられるような気もしています。本流の流れから少し離れて、より自由に制作できる領域だとも感じています。(アジール的な領域って、こんな少なかったっけ?とも思わなくもないです。)
ものごとを、なるべくシンプルに考え、余計な要素は省きつつ、道具として十分に働いてくれるもの。なるべく簡素な構造で、しっかり手をかける、全体としてはラフに頭を動かす、そんなことを思い制作しています。
全体を眺めつつ、目の前のできることをひとつひとつ、コツコツと取り組んでいけたら。そして、心に届くものを作りたいと思っています。あらためて、よろしくお願いいたします。