ANDADURA

BLOG

2020.5.30

スウェードについて

 

ONLINE SHOPにスウェードポーチをアップしました。

スウェードは子牛や山羊などの革の裏面(床面)を起毛させたものです。革の表面(吟面)がない分、やわらかいです。

 

今回は、少しマニアックな説明になりますが、名称に関して書きます。ANDADURAで使用していますスウェードは、仕入れ時にはキップ(子牛)ベロアという名称になってます。ベロアとは成牛の床面を起毛させたもので、毛足がスウェードよりも長いものです。

 

実際に成牛のベロアも試しに仕入れてみて、こちらは毛足が長く、ベロアという感じなのですが、今回使っているものは、毛足も長くはなくスウェードと呼んだ方が実際に’近いと感じます。

ベロアっていうと、光沢感があったり、繊維としてもありますので、ベロアと呼ぶ事で、実際の素材から認識が遠ざかっていくように思いましたので、名称をスウェードとしています。

 

毛足の長さの明確な基準も無く、厳密になることもない(成牛を使うのであれば、ベロアと表記しないといけないと思いますが)のですが、仕入れ時の名称と違う名前ですので、書いておかないと少々気持ちが悪いと思う性分ですので、記しておきます。

 

 

 

2020.5.30 | products material

2020.5.16

見立てる

僕は見立てるって事に昔から憧れがある。
 
庭にある、源平カズラって植物も、何でこんな名前なんだろう?
と思っていると、実際に花が咲くと分かる。赤と白の花が時間差で咲く。
赤は平家、白は源氏ね。
 
名前を付けた人が見立てたわけです。
こういうのを見つけると嬉しくなる。
 
しかし、僕が憧れているというか、
こんな風に見立てたいなと思っているのは、
星座と地名です。夜空を眺め星と星を結んで名前をつけ、
さらには物語まで作りだす。
 
地名は気をてらったところもなく、ぴったりと場所と一致している(と感じる。)
 
ほとんどの場所には地名が付いてるし、地名を見立てるって機会はなかなか
ないですが、家の近所の場所は勝手に名前を付けたりしている。
 
見立てに、憧れを抱くのは、おそらく身体で感じたであろう感覚を元にしていると思うからです。
 
もしも星座に自分のリアリティーのある名前と、物語を見つけることが出来たら、その人はそれだけで満ち足りた状態なんだなと思う。
 
まぁ、星座に限らずなんだってそうなもかもしれませんが・・・
 

話が大きくなりましたが、傷のある革を活かして作るscar leather
新しいもの作りました。
 
今回は見立ててみました。
 
結構前に雨に打たれたような傷を見つけたので、
「五月雨」と名付けてみました。
良い傷です。長財布と小銭入れを五月雨で作りました。
 
あと、少し地味な傷も良いかなと思い、
作ってみました。これは、「空間概念」と見立てました。フォンタナのキャンバスを破ったあれです。
こちらはファスナーミニ財布と長財布作りました。
 
憧れには程遠い見立てっぷりですが、今日は雨降り。
五月雨のお知らせにはもってこいの日です。
 
ONLINE SHOPにアップ致しました。
下の方のUNIQUEって一覧の中にあります。
宜しければご覧下さい。
 
 

 

2020.5.16 | products

2020.5.7

ホックの修理について

ホックの修理ですが、ホック交換する事も可能ですが、
簡単な方法で直る場合もありますので、1度お試しいただけたらと思います。

 

 

【ホックの簡単修理方法】

左のパーツを見て頂きたいのですが、
中に銅色のパーツ(2本の線)があるかと思います。

このパーツで右のパーツの頭の出っ張りを止めるのですが、開閉を繰り返すと、頭の出っ張りが削れてきます。
髪型でいうと段々と角刈りに近づいてくるイメージです。

ある程度まで削れると、押さえが利かなくなって、ホックが閉まらなくなります。

左のパーツを90度回転して頂くと、
出っ張りの削れてない部分にバネが引っかかり、ホックがしっかりと効くようになります。
裏表を親指と人差し指でしっかり持って回すと回転出来るかと思います。

90度回転して、またこちらの部分が削れてきましたら、ホックを交換するのが良いと思います。

ホックの簡単修理方法を試していただき、直らない場合は修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。

2020.5.7 | products

2020.5.7

ファスナーの修理について

ファスナーの修理は、ファスナーが噛み合わなくなる修理が多く、
その修理内容について書きます。


写真のスライダーは、左が新しいもの、右が摩耗したものです。

ファスナーは、ファスナーのムシという小さな金属がスライダーのY字のレールを通る事で、
開閉します。長く使うとスライダーの金属が摩耗してY字のレールの形状が崩れ、
閉めてもムシが噛み合わなくなります。

ファスナーの噛み合わなくなる場合は、ファスナーを全て交換するのでは無く、
スライダーのみの交換で修理可能なケースが多いです。
ANDADURAのお財布は、バラさなくてもスライダー交換出来るように作ってますので、
安価で修理可能です。

 



ファスナーの不具合は、上記のスライダー交換を試してみて、
それでも噛み合わない場合は、ファスナー全てを交換いたします。
試してみないと分からないですが、これまで95パーセントはスライダー交換で直ってます。

ファスナー生地の破れなどは、ファスナーごと交換いたします。
引き手が伸びたりすることもありますので、その場合はスライダーを含めて引き手を新しいものに付け替えます。

不具合がある場合は、修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。

2020.5.7 | products

2020.5.7

ファスナーミニ財布・LGW01

ファスナーミニ財布・LGW01の詳しい説明です。
 
LGW01は中央にループ状のポケットと、その両サイドのスペースがあるだけの、ミニマムなお財布です。
 
詳しい説明と言っても、シンプルなお財布ですので、ループ状のポケットに小銭、仕切りの左右にカード、二つに折ったお札が収まります。ってHPと同じ説明になりそうですが、実際の写真を見ながら、中の見え方や、どの位開閉するのか、などを感じて頂けたらと思います。
ANDADURA_LGW01

L字のファスナーのシンプルなかたち。

 
ANDADURA_LGW01
手に持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw110×h94×d15(mm)です。
 
ANDADURA_LGW01
小銭、カード、お札を入れたところ。中身はこういう見え方になります。本体のファスナーがフタになり、小銭がこぼれないようになってます。自然に持って、写真のような開閉具合になります。
 
開き具合や、中の見え方など、参考になりましたら幸いです。
 
さらに小さな、ファスナーミニ財布 S・LGW12もあります。こちらからご覧ください。
 
 
ー制作話ー
独立してすぐに作ったお財布です。L字ファスナーの開きすぎない、開閉具合が好きで作りました。自分がどんなものを作りたいかすら、定まってませんでしたが、一つ一つ作っていく事で、自分の作りたいカタチが見えてきたように思います。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

掌の小銭入れ・LGWC04

掌の小銭入れ・LGWC04の詳しい説明です。
 
手のひらの動きに合わせて開閉できる掌の小銭入れ。
手のひらのどういう動きに呼応するのか、説明します。

掌の小銭入れ。

 
 
手のひらをグーパーする動き。
 
パー
 
グー
 
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw74×h74×d13(mm)です。
 
身体の一部として、ご使用下さい。
 
 
ー制作話ー
LGWC04は大学生の時に、自分用に作っていた小銭入れを
元にしています。当時作っていた小銭入れはこちらからご覧下さい。
 
ほんと、同じことしてる。ペンケースも今作っているLGP02そっくりです。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

トレーペンケース・LGP02

トレーペンケース・LGP02の詳しい説明です。
 
トレーペンケースはその名の通り、
ファスナーを開けると、トレーのように使えるペンケースです。
素材に張りのある革ならではの形です。
かたちの中の様々な表情をお伝えできたらと思います。
 

ANDADURA_LGP02丸みのあるかたちです。

 
ANDADURA_LGP02
ファスナーを開けると、トレーのような形になります。
ペンは6本程度収まります。
 
ANDADURA_LGP02
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw205×h58×d38(mm)です。
 
横からの表情。
この丸みがリリースされてトレーになります。
 
側面からの表情です。
 
後ろからの表情。真ん中がくびれてます。
 
柔らかな曲線を描きます。
 
ファスナーの端の引っ張り。ここを持って閉めます。
カバンに縦に入れると、ちょこんとはみ出るので、
ここを引っ持ってカバンから取り出せます。
 
 
ー制作話ー
この形は何か出来ないかと、手を動かしている時に、見つけました。
これが出来て、そうそうこんなの作りたかった!
本体もマチも一体となっていて、全てが繋がっている身体のようなもの
を作りたいと、その時思いました。そこから数年は身体性をテーマに
形を考えていました。
 
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

マルチケース・LGM01

マルチケース・LGM01の詳しい説明です。
 
マルチケースは名刺入れ、小さなお財布、カードケース、小銭入れと、
多様な使い方が出来る小さなケースを目指して作りました。

ANDADURA本体に膨らみがあるフォルムです。

 
背面にカードポケットがあります。
 
ANDADURA_LGM01
フタを開けたところ。本体とマチが一体になった構造。
 
ANDADURA_LGM01
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw98×h68×d23(mm)です。
 
背面のカードの収まり。
 
ANDADURA_LGM01
小銭入れとカード。
 
ANDADURA_LGM01
名刺とカード。名刺は手前の部屋にしか収まりませんが、
手前はいただいた名刺、奥は自分の名刺、とルール決めておけば、
1部屋でも2部屋の役割を果たしてくれます。
名刺は20枚程度収まります。
 
ANDADURA_LGM01
2つ折りにしたお札も収まります。(クルッとした巻きグセがつきます。)
 
様々な使い方が出来ることを目指して作ったマルチケースの説明でした。
 
 
ー制作話ー
LGM01と制作した直後の記事はこちらをご覧下さい。(真ん中くらいからです。)
 
マルチケースはそれまで作っていた名刺入れの形がベースになってます。
名刺れを使ってくれていた友人が、「仕事をやめたら名刺入れ使わなくなった。」
と言っていたのがひっかかていて、それから考えて出来た形です。
 
便利すぎるものは、そのうち不便になるんだなぁ、と考えるようになりました。
 
過ぎたるは及ばざるが如し by世阿弥
ですね。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

コンパクト財布・LGW10

コンパクト財布・LGW10の詳しい説明です。
 
LGW10は「使う時の手の動きがスムーズになるよう、動作から形を導きました。
と説明に書いてますが、そのあたりも分かりやすく説明いたします。
 

ANDADURA_LGW10

コロンとしたフォルムです。
 
ANDADURA_LGW10
上から見ると、真ん中の小銭入れの周りを他のパーツが沿ってます。
容量をキープしつつ、サイズをコンパクトに出来ます。
 
ANDADURA_LGW10
ホックをオープンにしたところ。
 
ANDADURA_LGW10
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw98×h84×d38(mm)
 
 
スムーズな手の動きについて
 
LGW10はフタが下に来るようにして右手であけて、左手で本体を開きます。
 
 
そうすると、右手がフリーになり、カード、小銭、お札にアクセスできます。
左手で持った時に、小銭入れが真ん中にある事で、安定して持つ事が出来ます。
 
カード(使用頻度の高いカードはこのポケットに収めます。)
 
小銭の出し入れ。小銭の奥にも一つカードポケットあります。
ここは一番使用頻度の低いカードを入れておきます。
 
お札。取り出しやすいように、十分なクリアランスがあります。
 
小銭入れ本体の裏にも、カードが収まります。
下から手を入れて取り出します。(このポケットはたまに使うカードを収めます。)
 
真ん中に小銭れを配置する事で、サイズ感や持った時の安定性、手の動作に沿った
お財布になりました。カードの位置、小銭の位置や向きなど、試しに試して制作しました。
 
 
ー制作話ー
ANDADURAのファスナータイプのものは左右対象で、利き手に関係なく使うことができるのですが、LGW10を作る際、(僕が左利きですので)自分の使用感が参考にならないと思ったので、右利きの方に使ってもらいながら、使い心地を確認しました。
左利き用の財布なんて使ったことないので、僕自身が右利き用の使い方になっていた事が分かり、最終的には自分の使用感を信頼して制作しました。
 
2015年8月に作った直後のブログはこちらをご覧下さい。
サイズを小さくする事を求めつつも、余裕を持った作りも求めていたんですね。
 
コンパクト財布の旅の風景はこちらをご覧下さい。
 
 
2020.5.7 | products

2020.5.7

大容量長財布(かぶせタイプ)・LGW06

大容量長財布(かぶせタイプ)・LGW06の詳しい説明です。
ANDADURAのお財布の中では、LGW08と共に一番容量の収まるタイプです。
 
ANDADURA
全て外縫いでシャープですが、膨らみを感じるカタチです。
 
ANDADURA_LGW06
手で持ったサイズ感。(女性の手です。)
実寸はw195×h108×d40(mm)です。
 
ANDADURA_LGW06
フタを開けたところ。
 
ANDADURA_LGW06
中身を入れたところです。
センターのファスナーに小銭、その脇にお札、サイドにカードが収まります。
その奥にも2つスペースあります。
 
通帳なども収まる大容量タイプです。
 
 
大容量のものは、ファスナータイプもございます。こちらからご覧下さい。
 
 
ー制作話ー
LGW06はこれまで、3度ほど大きな仕様変更をして、今はこの形に落ち着いています。
LGW08を作った直後に作ったお財布です。
作ったものは自分で数ヶ月使ってみて、納得いくところで完成するのですが、
このお財布は宇都宮の餃子屋さんで完成したのを覚えています。
 
 
2020.5.7 | products
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