ANDADURA

BLOG

2021.8.24

karuku

 
新しくkaruku(カルク)という名前でものを作ってみようと思います。
 
まだものは完成してませんが、ゆっくりとはじめてみます。
 
イラストは青木隼人さんにお願いしました。2年くらい前に、工房にいらした際に、書いていただいたもの。
 
そう、karukuは、2年程前からやりたかったことなのです。
 
ANDADURAとはちがう切り口で、何かを作ってみたくなりました。
 
ANDADURAの意味は、歩く、ですが、arukuにkをつけてkarukuです。
軽さというのは、自分の中では大きなテーマで、決断に迷った時はより軽い方を選んできました。それに、ものが完成したことを知るのには、あるバランスに至るとものがフッと軽く見える。そうやって完成を知る瞬間が大好きです。
 
ANDADURAは定番でつくることをやってますが、それも決めずにやってみる。また仕上げに関しても、ANDADURAとは重心を変えてみようと思ってます。なので、ANDADURAのものとして選んでいただくと、ミスマッチが起こるのでは、と思いましたので、新しい名前にしました。より自由に作っていけたらと思ってます。
 
ANDADURAはひっそりとした活動なのに、さらに超個人的な活動になりそうな事に関しては、自分でもツッコミを入れたくなりますが、やりたいのだから仕方がない、ですね。こればっかりは。
 
karukuがどんな活動になるかは、正直あまり考えきれてませんが、
 
ユーモアで編集する
 
ということを軸にしようと思っています。
 
ユーモアは、鳥のような俯瞰した眼をもつこと
編集は、やわらかな 眼差しで眺めること
 
ユーモアは面白い、といった感情だけでなく、フッと事象から目線をひいてみるとそこに慈しみのような感覚が湧くことがあります。ある種の寂しさを感じることもあります。そこに、どこかにうっすらとおかしみのようなものを感じる。そこに眼差しを向けてみる。
 
ロゴマークはケンタウルスです。
「あそこの土手にケンタウルスがいると思うんですが、描いてくれませんか?」
という、謎な依頼に応えてくださった、青木さんに感謝します。
 
少しづつ進めてまいります。
よろしくお願いいたします。
 
進捗具合は下記で載せていきます。
 
 
2021.8.24 | information karuku

2021.3.31

\ レジ横 POP UP at 84 /

広島にあります84さんにて、4月1日から24日まで、レジ横POP UPを行います。
 
84さんでは、去年の春にレジ横展を行いましたので、2回目です。
↓は去年のレジ横展に寄せて文章書きましたので、そのまま掲載します。
ーーーーー
 
レジ横展示会は、文字通りレジの横でちょこんと行う展示会です。
 
ちょこんというサイズの展示会ですので、僕は少し肩の力を抜いて取り組みます。
 
おそらく84の大田さんだって、少しリラックスして、
展示の準備をされると思います。
 
その余白に楽しいと思うことをギュッとつめこんでみる。
 
会期を長く設けて、時間にゆとりがある時にいらして頂けるようにする。
 
お客さん、お店さん、僕が、いつもより少し余裕がある。
その余白から、生まれるものがたくさんあるのではと思い、
ちょこんというサイズのレジ横展示会を行います。
 
植物に水をあげたり、野菜を収穫したり、鳥の声に耳をすましたり、
そんな日常のささやかなことに喜びを感じる時のような
展示会になればと思っています。
 
小さな展示会ですが、たくさんの気持ち良い風が生まれることを願っています。
 
ーーーーー
 
今回、大田さんからいただいたメールには、レジ横POP UPとありました。
その言葉のニュアンスをしっかり考え準備しています。
 
去年から84さんのレジ横のレイアウトも変わったそうですので、去年とは違うかたちでお見せできたらと思います。
 
4月1日はお店におりますので、お話できたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
 
 
レジ横 POP UP
会場:84(広島) 
広島市中区幟町7-10
日時:4月1日(木)〜24日(土)
営業時間:13:00〜17:00 
常設は月・火アポイント制
展示期間中も水・日曜定休
 
 
2021.3.31 | information

2021.2.19

【Relation】作り直して使いきる

作り直して使いきる

【Relation】 ー 関係・つながりの意
 
現在使っていただいているANDADURAのお財布を、使い込まれた革で新しいカタチに作り直し、素材を使い切っていただく、リレーションという試みを実験的に始めます。
 
長く使っていただけるよう、修理はずっと行ってきましたが、修理する際に長く使い込まれた革を見ていると、この革で何か出来ないかという思いが湧いてまいりました。
 
ものが使われるサイクルは
お使いいただく→ 捨てる
 
が一般的かと思いますが、修理する事で、
 
お使いいただく→ 修理 → 捨てる
と、ものの寿命を延ばす事ができます。
 
さらに、新しいかたちに作り直すせば、
お使いいただく→ 修理 → 新しいアイテムになって再度お使いいただく
という新しいサイクルが生まれます。
 
 
正直に言いますと、このアイデアは去年くらいに考えたものでしたが、仕事として成立するのか?自分自身が無理しないと続かないのでは?という疑念みたいなものもあり、躊躇してましたが、こういう新たな試みは考えても答えは出ないので、ひとまず実験的に1年くらいやってみます。その中で、継続出来るかたちを見つけてゆけたらと思います。
 
「消費とはゆるやかな破壊である。」

という言葉があります。初めて読んだ時に、モノをつくる者として、向き合う必要のある言葉だと感じました。修理をしっかりアナウンスするのもそういう意味合いです。今回はもう一歩この言葉に踏み込んでみようと思います。

お財布の革を使いますので、どうしても小さいアイテムになります。とりあえず、Over the rainCowで作ったキーホルダーとカードケースから始めますが、欲を言えば、もう少し選べるアイテムがあり、長財布など比較的大きな革は、(使える革を全て使い)数種類に作り直して、使い切っていただく、というのが目指すところです。
作り直しのアイテムでご要望ございましたら、是非CONTACTページからご連絡いただけましたら嬉しいです。
 
 
 
いろいろ書いてますが、難しいことを考えずに、使い切る快楽のようなものを感じていただけたら嬉しく思います。

僕自身工房で履く、作業用のパンツは膝がすぐに破けますので、破けたら、ショートパンツにして履きます。Tシャツもクタクタになったら、丁度良いサイズに切り分けて工房のウエスにして、使い切ってます。「作り直して使いきる」は普段自分がやっている事でもあります。単純にボールペン使い切るだけでも、そこはかとなくホクホクした心持ちになりますし。

使い込まれた革は、時間と共に少し痩せて物としての革の厚みが適正でない場合があります。使い切っていただく、という試みですので、その辺りはご了承下さい。
ひとまず始めてみて、やっていく中できめ細かくアナウンスできるようになると思います。
 
Relationの意味は、つながり、関係などの意味で、作り直す事そのものとは若干ずれています。作り直しでしたら、違うネーミングにした方が分かりやすいかもしれません。それでもリレーションにしたのは、長い間育てた革で作り直したものを、プレゼントしたり、お揃いで持ったりする、その行為や広がりが生まれたら面白いと思いますので、そこに光を当てる意味で、Relationという言葉にしました。
 
また、自分が作ったものが、どういう状態になったら捨てよう、と思われるのか?
その姿をキチンと見る事で、革の作り方や、まだ想像もしない何かにフィードバック出来るのではと思っています。
 
捨てるというネガティブ(?)な行為が反転しリレーのように次につながればいいなぁ、と願いつつ始めてみます。
 
 
Relationのページはこちらからご覧下さい。
 
 
 
2021.2.19 | products material information

2021.2.16

「岡山県民藝振興株式会社展」 at くらしのギャラリー

 

岡山にあります、くらしのギャラリーさんで3月5日より開催される「岡山民藝振興株式会社 展 -僕らの15日間店長-」に参加いたします。

この最後の晩餐オマージュのDMからは、石川さんから届いたメッセージ、「僕らの仕事が少しでも懐中電灯の様に灯せたら嬉しいなと思っています。」という言葉をビシバシと感じました。

 

ANDADURAは3月10日の店長を仰せつかってます。

その他、「はねもんガチャガチャ」という、はねもん(使えるけど売り物にはしにくいもの)をガチャガチャでお渡しする企画がございます。ANDADURAでは、西日本豪雨で浸かってしまったお財布の中で状態の良いものを選んで提供します。

 

 

また、同じく水に浸かった革で、たくさんコースター(ガラスの展示ですので)を作りました。今展でご購入下さった方に先着120組ペアでプレゼントいたします。

 

水に浸かったお財布は近所の方にプレゼントしたり、革屋さんが懸命に直して下さった(それでも汚れが取れない。)革はレンタルするお財布を作ったり、Over the rainCowという汚れを避けて裁断できる小さなアイテムを作ってみたりしました。そして今回のコースターでおおよそ使い切る事が出来ました。

 

この革と向き合うことは学びが多いぞ!とビビッときた直感に従い、使い道を考えました。シェアしたりプレゼントしたりするいつもと違うやり方ができたの、この革のおかげだったとと思います。

 

水に浸かった革は分けて管理していましたので、目に入ると、どうやって使おうかと考えてしまいますので、今回使い切る事ができて、ホッとしてます。少し開放感があります。さまざまな形のコースターがありますので、楽しんで選んでいただけましたら嬉しいです。

 

 

・・・

『岡山県民藝振興株式会社展』
-僕らの15日間店長-

昨年の吹業廿年記念展は、全国の学校が一斉休校になる不安な時期に開催していただきました。あれから一年、窯に向かい考えるなかで岡山の工藝を再発見するきっかけにもなりました。
展示会の名前からついに屋号も僕の名前もなくなりましたが、僕の器と僕がワクワクする工藝とともに「くらしの友いろいろ」全力で準備いたします。

石川硝子工藝舎 石川昌浩

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【キャスト】

・工房正島 正島克哉
*高城染工
*Dove&Olive 小野一
*ANDADURA 山本祐介
*一陽窯 木村肇
*瀧川卓馬

・石川硝子工藝舎 石川昌浩

*Womb testis 西原洋行
*てのひらワークス 小林智行
*Lathe 藤田仁志
・匙屋 さかいあつし
・松本家具研究所 松本行史
・石田直

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『岡山県民藝振興株式会社展』
-僕らの15日間店長-

くらしのギャラリー
2021.03.05(fri)-03.21(sun)
火曜日定休日
11:00〜19:00
岡山市北区問屋町11-104
でんわ086-250-0947
gallery@okayama-mingei.com

 

 

2021.2.16 | information

2020.12.21

→ レンタル → at online shop

 
Online shopにて、お財布のレンタルをはじめました。
これまで展示会などで行っていましたが、Online shopでもやってみます。
 
レンタルで使っていただいたお財布の感想などを頂くのですが、それが手紙のやり取りのようで、とても心温まるものでした。
 
リアルの場でしっかりやりたいと思っておりますが、たとえば、online shopで購入いただく事はバーチャルかと言うと、あまりそういう風には感じておらず、
実際にものを手にしていただいた時は、リアルですので、そう感じていただけるよう、制作&梱包&発送をしております。
 
僕自身、面と向かってお話したい欲がムクムク立ち上がってきましたので、
今できるリアルとして、レンタルいたします。
 
いつまでやるかは決めてないですが、ひとまず始めてみます。
 
 
online shopはこちらからご覧ください。
 
 
 
2020.12.21 | information

2020.12.14

冬の贈りもの at copse に参加いたします

 
東京は練馬にございます、copseさんで行われます、冬の贈りもの
に参加させていただきます。
 
YAMMAさんのリネン受注会、77 needle worksさんのニット帽
grueさんのドライフラワー・正月飾りと盛りだくさんです。
 
ANDADURAは全型ではございませんが、定番のお財布たちで参加いたします。
 
 
冬の贈り物
会場:copse(東京) 
東京都練馬区石神井台3-24-39 ロイヤルコトブキ1F
日時:12月17日(木)〜22日(火)
営業時間:11:30-17:30
 
 
2020.12.14 | information

2020.12.8

red キーホルダー&カードor名刺ケース

赤の革でキーホルダーとカードor名刺ケースを制作しました。

輪郭がくっきりするような、鮮やかな赤です。

 

この2つのアイテムはOver the rainCowのアイテムだけど、小さなアイテムは革を無駄なく使うことが出来るので、赤の革でも作りました。材料を使い切れるのは嬉しいことです。特に革は強くそう思います。

 

online shopにアップしました。宜しければご覧下さい。

 

 

 

2020.12.8 | information products

2020.11.3

ANDADURA展 at THE STABLES

 
青森のTHE STABLESさんにて、11月7日(土)から30日(月)まで展示を行います。
思い返してみて、東北で展示した事なかったので、今回がはじめての東北での展示です。
 
10月の頭より、レンタルのお財布を先行でお送りし、THE STABLESの小田原さんに実際にお使いいただいている事がとても安心感があります。
 
定番のお財布たち、ビニロンシリーズ、実際に使っていただけるレンタルもご用意しております。いろんな形をお使いいただき、ご自身にあったサイズや形を見つけていただけましたら嬉しく思います。
 
長めの会期となっております。みなさまの都合の良いタイミングで覧いただけたらと思います。
 
 
ANDADURA
会場:THE STABLES(青森) 
青森県弘前市代官町14-2
日時:11月7日(土)〜30日(月)
営業時間:11:00-18:00
会期中休:10日(火)・11日(水)・17日(火)・18日(水)・24日(火)

 

 

2020.11.3 | information

2020.10.1

online shopの送料を見直しました

10月1日より、online shopの送料を見直しました。

 

都道府県ごとだった料金を全国一律料金に、22,000円(税込)以上のご注文で送料無料と、よりご利用いただきやすく改定いたしました。

 

online shopでは、定番以外にも実験的に新しいものを制作しております。

ぜひ、ご覧いただけましたら幸いです。

 

online shopはこちらからご覧いただけます。

 

 

2020.10.1 | information

2020.8.20

ANDADURA展 at hitofushi

 

大阪のhitofushiさんにて、8月29日(土)から9月12日(土)まで、ANDADURA展を行います。(※1週間会期延長となりました。)

 
去年の12月のこと。hitofushiの水本さんから、嬉しいメッセージと展示のお誘いをいただいたので、ピュンと大阪にお話ししに行きました。
 
今回の実験は、見えない部分ですが、今年の頭からチームhitofushiのみなさんにアイテムを使っていただき、話し合いもして下さってます。通常お店さんが全てのお財布を使っているわけではないので、実際に全てを使っていただく事で、どういう展示になるのか楽しみです。
 
定番の革のお財布たち、ビニロンシリーズ、Over the rainCowのアイテムなどが並びます。
これから、新しいアイテムも制作しようと思ってます。

hitofushiさんのお店の前は公園ですので、公園でゆっくり過ごしながら、お店の混雑具合など見て、ご覧いただけたらと思います。展示の頃には少し涼しくなっている事を願いつつ、制作に励みます。
 
 

ANDADURA展 

会場:hitofushi(大阪) 
日時:8月29日(土)〜9月12日(土)
営業時間:月〜木 11:30〜18:30  金、土 11:30〜19:00
大阪府大阪市西区京町堀1丁目12−28 壽會館ビル 1階
06-6225-7675
2020.8.20 | information
page top