ANDADURA

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2020.6.8

Over the rainCow

西日本豪雨の際に水に浸かった革を使用して、Over the rainCowという名前でアイテムを新たに作りました。
 
革屋さんが懸命に仕上げ直してくれた革を前に、どのように使うのが、この革にとっていいかを考え、シェアするという目的でレンタルのお財布を作りました。
 
まだ使える革が残ってますので、なるべく汚れを避けて裁断出来るよう、小さなアイテムを作りました。
 
 
Key holder
 
キーリングに楕円の革が巻いているシンプルなキーホルダー。
 
 
キーホルダーを作るのは難しい。
実際に作るのは簡単だけど、考えるのが難しい。
 
料理に例えて言うなら、
フライパンと生卵を渡されて、
「これで、面白いもの作ってよ。」
「えっ、目玉焼きかスクランブルエッグ位しか、できないですやん。」
みたいな難易度の高さがあります。(まぁ、実際は自分でハードル上げているだけなんですけど。)
 
やっとこさ出来ました。本人としては、面白い料理になったと感じてます。
 
ちょこんと引っ掛かる輪っかは、買い物の際に指に引っ掛けたり、家に帰ってキーフックに引っ掛けて使えるように。
 
 
金具はゴールドとシルバーの2種類。ゴールドは真鍮生地、若干ツヤ感が少ないシルバーです。
 
こちらは、自分で3年使ったものです。革のタンニンに鉄を反応させ黒くする実験に使った革ですので、こんな色になってます。
 
最初は通常の定番として出そうと考えてましたが、ひとまず、Over the rainCowより出してみます。
 
続きまして、
 
カードケース or 名刺入れ
名刺とカードは名刺の方が5mmほど長く、カードの方が厚みがあります。
カード5枚と名刺5枚の外周は、ほぼ同じになることに気が付き、カードか名刺が5枚収まるケースを作りました。
 
カードを5枚収めた時のふくらみが、輪郭とつながるようにRを整えました。
パンのようなぷっくりとした佇まいのケースです。
 
名刺を収める際は、ふくらみは生まれず、胸ポケットに入れるのにちょうど良いフラットな形です。
 
 
この革で作ったアイテムに値段をつけるのは、なかなかに難しかったです。
革屋さんが仕上げ直してくれた革で、アイテムを作り販売し、また革を注文できたら嬉しいな、という思い、そして、レンタルと同じくシェアしたいとの思いで価格を決めました。
 
まとめて制作して、革が形になっていくのは、祈りのような時間でした。
ちゃんとこの革に向き合えたことは、ほんとうに良かったと思います。
 
ありがとうございます。
 
共に、ONLINE SHOPにアップしております。
ぜひ、ご覧下さい。
 
 
 
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