ANDADURA

BLOG

2026.6.18

どうにもならないこと

 

写真はミシンの中押さえという部品です。左の4個は同じ品番だけど、それぞれ形が違う。
僕が使っているのは、一番左のかたちのもので、残りは購入したものの使わなかった押さえたちです。特殊な箇所を縫う時などは、加工して使うかもしれないと思い、保管している。
 
中押さえはコバから縫い糸の位置のガイドの役目もあるので、左の押さえ以外で縫うと、縫い位置をかなり意識しながら縫わないといけない。左の押さえは、縫い位置も好みだし、縫っている時の感覚も体に染み付いてしまっている。縫っている場所も不思議と見やすい。
ミシンが2台あるので、違うミシンを使う時は、わざわざ押さえを外してつけかえることになる。2台あるなら、押さえは2個あった方がいいじゃん、と押さえを買うのだけど、
微妙に幅が違う。品番は同じなので、間違えて送られたわけではない。送り返すこともできない。写真を見ても、この形状が自分には、合うのかどうなのかは判断出来ない。というか、ネットで購入する場合には、同じ品番なので、過去に撮ったであろう写真が使われているので、写真を見て買うことすらできない。一度いくつかの押さえの写真を送ってもらい、選んだこともあったけど、それもダメだった。
 
ここにある押さえ以外にも、おそらく、7回はチャレンジしている中押さえがいる。押さえが送られてくる。早速、開封して押さえを手にする。
その時にはもう、この押さえが自分と相性が良くないことは分かっている。(封筒を手にした時に、違ったと思うこともある。)
分かっているけど、試しにミシンに装着し、縫ってみる。案の定だ、縫うまでもない。そして、自分に言い聞かす。その押さえだって、ただ慣れているから合っているだけで、
その新しい押さえも使っていたら、慣れるかもよ、と。負け戦なのは分かっているけど、そうなればいいと思い、慣れない押さえで縫う。
そうこうしていると、ものの5分でこんな声が聞こえてくる。
「使いやすい押さえがあるなら、わざわざ慣れない押さえなんて使わなくてもいいじゃん。」5分後には、そうだよ、この感じだよ、とか言いながら、いつもの押さえで縫っている自分がいる。こんなことを7回繰り返した。いつも同じだ。最初の頃は、あきらめがつかず、押さえを鏡面磨きして強引にお気に入りにしようとしたこともあったけど、それもダメだった。どんな技術が発達しても、僕と相性の良い中押さえをマッチングさせることは出来ない。
 
 
という訳で、いまだ2台のミシンは押さえをつけかえながら使っている。
こうやって文章を書いているのは、8回目のチャレンジをしようかしら、と思っているからで、もうそろそろ、相性ピッタリがやってきてくれるのでは、と淡い希望を抱いている。
 
 
 
 
2026.6.18 | note
page top