ANDADURA

BLOG

2021.3.23

First Rucksack

 

広島にあります、認定こども園さざなみの森さんと一緒に、子供たちが使うリュックを作りました。生地選び、色、仕様などを、菜穂さん、松井さん、さざなみの森のスッタフの方々と、対話しながら1年半くらい前からゆっくりと進めてきました。

 

 
 
最初にさざなみの森さんが大切にする事をじっくり話し合いました。リュックの制作で迷った時は、この言葉とモノを行ったり来たりしながら進めていきました。
 
 
 
リュックの色は、広島の田んぼ、岡山の田んぼを、それぞれ場所で眺めながら決めた、稲穂の垂れた秋を映す色。子どもたちへの成長の願いを込めた色です。お互いの田んぼの写真を送り合いながら、色の最終決定しました。
 
広島と岡山でお互いの見る田の色は違いますが、イメージで同じ色を共有できている手応えがありました。生地は倉敷にあるタケヤリさんにお願いして、バシッとイメージの色に仕上げてもらいました。
 

今回は初めて縫製を縫製屋さんにお願いし、僕はデザインに専念しました。量産に落とし込む際に、スタッフの皆が制作出来るよう、ネジを緩める工程を経る事で、モノに客観性が帯びます。これが量産の楽しさか!と感じる事が出来たのも、すごくいい勉強になりました。

チームでのものづくり、これはハマりますね。縫製チームは倉敷に工場があるSally-allyさんにお願いしました。ほんと最後の最後まで、細かい箇所にもお付き合いいただいた、代表の長野さん、ありがとうございます。
 

子供のアイテムを作る事も初めての経験です。これまでは、自分の体を使って使い心地を確かめていましたが、子供の使用感は見て感じる事しか出来ないので、じっくり観察しました。リュックを背負って違和感なく遊ぶ様子や、気持ちいい〜、といってくれる子もいたりして、たくさん背中を押してもらいました。

 

 
↑1回目の観察、ここからさらに修正して、
 
 
 
↑2回目の観察
 
ここから、ネジを締めたり、緩めたりして、最終の形になりました。
 
自分の子供が生まれたタイミングで依頼いただき、一つ一つに向き合う時間はとてもありがたいギフトのような時間でした。
 
昨日、届けに行き、タグを付けたり、お渡しできる状態に整えました。
 
 
 
 

4月から子供たちが使う姿を想像するとホクホクした気持ちになります。

工房の中でものを考えるというより、さざなみの森の風景の中でものを作ったという手触りが残ってます。子どもたちの成長に寄り添うものになれば嬉しい限りです。

 

 
 
 
 
2021.3.23 | products note
page top