ANDADURA

BLOG

2018.9.27

窓はないけど気にしない


工房いい感じに進んでおります。
本日は床下換気の穴あけ作業が終わりました。


コア抜きと呼ばれる機械(借り物)を使って12cm厚のコンクリートに75mmの
穴を空けます。差し込みの角度がずれると、機械に身体ごと持っていかれて、
一人柔道みたいになります。力を入れて押さねばならないけど、軸がブレた時には
すぐにスイッチオフにしないと、手首がやられる機械です。
計9個換気口空けました。内一個は同業のjacouの田内さんに空けて
もらいました。タウさんが来てくれた時に、
「結構楽しいですよ。一個空けてみますか?」
と気軽に進めたけど、結構危険な作業でした。
気軽にお願いする作業じゃなかったです。いやはや。


とこんな感じで、抜いたコンクリートの塊たち。


こういう金物を取り付けます。これでオッケーかと思ったら、
施工説明書には要コーキングとの事。コーキング必要なんですね。


先日ブログで書いた、モーター部品ですが、照明の回す所にジャストフィットしました。
見た目が野暮ったいですが、長らく一緒にやって来た相棒ですから、まぁ良いでしょう。

あとは地味な作業が続きます。道具を防錆保管のクオリティーから使えるものにする。
ミシンオイルはミシンに取っておきたかったので、オリーブオイルにつけていたので、
ベタベタするのを綺麗にします。


青砥と呼ばれる研磨剤をバフにつけて地道に磨きます。


まずは、よく使う道具から、手前の道具はお気に入りで、ハードに使っていたら、
3cm程折れたので、削り直しました。少し短くなったけど、使ってたら、慣れると思う。
革の印つけの道具だけど、おそらくうなぎの目打ちの道具です。
とっても使いやすい。

工房の景色を少々
















といつもの風景に近づいてきました。オーディオは生きてました。
念入りに洗いましたが、YAMAHAの木工精度はビックリでした。
水がまったく入った形跡無かったです。

気が付いたらミシンのキャスターのベアリングがぼろぼろと取れていましたので、
キャスターを交換しようとミシンをばらして横にすると、
ミシンの足から水が!さすがに放置はできないので、洗って、赤錆を黒錆に
変える転換スプレーをして組み直します。キャスターのネジがやや特殊で、
現在到着待ちです。

と地道な作業をしていて思うのは、よくぞこれだけ救出したよな、
という事です。これはわたくしの貧乏性の成せる技ですが、それ以上に
沢山の方のサポートがあっての事だなと、ひとつひとつの道具を触りながら
感慨に耽っていました。有り難い事です。

感慨に耽るという事は、作業は終盤という事で、窓はまだ無いけど気にしない。
作業は終盤です。
2018.9.27 | note
page top