cotogotoさんでの展示、無事終了いたしました。久々の方だったり、はじめましての方ともお話することが出来て、楽しい時間でした。
文章を書いていると、ついつい長くなることが常ですが、「読んでるよ。」と伝えてくださる方もいらっしゃり、ありがたいなと感じました。
僕自身も、ご飯屋さんで美味しかった時には、「美味しかったです。」と伝える活動(?)を地味に行っていますが、やはり、言葉にして伝えていただくのは嬉しいことですので、今後も「美味しかったです。」と伝えることは大切にしようと思いました。
cotogotoの栗原さん、スタッフのみなさま、webページを作ってくださっている亀山さん、ありがとうございました。遠隔でのやりとりでしたが、安心して進めることができました。足をお運びくださったみなさまも、ありがとうございました。
展示会終了後も、引き続き、cotogotoさんで、お財布を扱っていただいています。動画でお財布の使い方など載せていただいていたり、紹介ページもとっても分かりやすく、書いてくださっています。ANDADURAのページで、いまひとつ分からないな、と感じられた方は、ご覧いただけたらと思います。

今回は久々の東京でしたので、展示後に東京散歩を楽しみました。お財布を修理してくださった時に、やりとりが生まれた方とはじめまして散歩を楽しみました。とても寒い日だったので、高円寺から祖師谷大蔵までの短い散歩でしたが、よき時間でした。
次の日は10年ぶりに益子に行きました。住んでいる時には乗らなかった、下館から出ている真岡鉄道に乗れたのも良かった。
走行する時に、加速していくモーター(真岡鉄道のモーターは気持ちがいいです。)を足の下で感じながら、草刈りが追いついていないおかげて出来た、草のトンネルを進んでいくのを眺めると晴れ晴れとした気分になりました。そんな気分で降り立った益子は、いるだけで楽しく、いつも食べていたケーキ屋さんのケーキを食べたりしながら嬉々として歩き回りました。久々の友人たちとも会うことができ、また行きたいなぁ、と早くも思い始めています。次の日は鎌倉に行ったり、いろんな方に、遊びに付き合ってもらいました。
ただ会って何気ない話をするということが、すごく大切なことなんだなと、シミジミと感じる毎日でした。遊んでくれたみなさん、ありがとうございます。

展示会の旅から帰ると、旅の余韻を味わいながら、掃除をしたり、身の回りを整えるのが、お気に入りの習慣でしたが、いつからか、その習慣が出来ないことも増えてきました。
今回は、旅は余韻を感じたいなと思ったので、旅と掃除をセットにする習慣を再開してみました。身の回りをしっかりと整えながら、日常のリズムに馴染んでいくのは心地よく、やはり、旅と掃除のセットはいいなと改めて思いました。
かれこれ2年ほど僕に直してくれるのを待っている(と感じる)割れた器たち10点を、ようやく金継ぎで直しました。工房も掃除をしていたら、なんとなく染料や薬品入れの容器をガラスに変えたくなり、いろんなガラス容器を調べ、新調したり、小さな木棚の引き手を革にしてみたり、ガタがくるであろう箇所に小さな釘を打って補強したり、少し斜めに傾く棚を直したりしました。
とっても小さな変化ですが、そういうささやかなことを大切にしたいと思う、今日この頃です。