ANDADURA

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2019.2.7

岡山弁講座「てご編」

今年は1月から毎日少しづつ工房の手入れをしておりました。


工房見学の高校生に手伝ってもらい運んだ刻印機。
ストックルームの大きな棚なども運ぶ。


空いたスペースに新しい棚がやって来てくれました。
これは使いやすい。持ってきてくれた福本さんに感謝です。
すっきりしました。


簡易型紙かけを作る。(作る、という程のことではないけど。)




久々の失敗。
ひっくり返しの際に革が裂ける。
こうならないように、

の湿度計をセットして、見ながら行うのですが、
革がいつもよりしまっていたのが、原因でした。
最後の最後の工程なので、結構がっかり感があります。


工房のそばの斜面ですが、先週末に近所の方々と、綺麗にしました。
先々週は地域の山水の井戸の整備があったり、ここ最近はどんどん
環境が良くなっています。この辺りの方言では手伝う事を、「てご」と言います。

僕は大阪に住んでいて離れた時に、方言喋れるようにしとけば良かった。
と感じましたので、岡山弁をマスターすべく、聞き耳をたてております。

「てごしましょっか?」くらいならサラッと言えるようになりました。
2月は近所の神社の床貼りの、てごがあります。
ほんと水の確保やら、なんでもかんでも自分たちでやってしまう、
おじいちゃん集団は頼もしい限りです。

水道管なんかも80過ぎのおじいちゃんが
「昔3年がかりで水道を引いた。」と言ってるのを聞くと、
我が家で山水が使えるのも、とっても有り難く感じます。
とはいえ、よくよく考えれば、全てのインフラはそうなんでしょうね。
有難や。

「てご」は手伝うと訳されますが、よくよく聞いてると、
どこかに「お互いさま」ってニュアンスがほんの少し混じっているのを
感じます。2月は我が家の切った木を燃やすのをてごしてもらうので、
てごのしあいですね。

工房の事を書こうと思って書いていたら、岡山弁について書いておりました。
「やこう」って岡山弁もあるのですが、これはなかなか使いこなせない!
使いこなせるようになったら、ここで書きます。
2019.2.7 | note
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