ANDADURA

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2026.10.1

10/17.18.19 「 海辺へ 」at jiji(和歌山)

 

「 海辺へ 」

 

 

波の声につつまれて

集うなかで出会う

 

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白浜にありますjijiさんで、「 海辺へ 」という集いをひらきます。jijiの引網さんと対話しながら作った、手作りの集いです。
 
数年前から、ただ人と人が会って普通に話をする、というのが、自分の中で、大切なことになってきました。
 
一緒に出店してくれる仲間たちは、会期中、それぞれのタイミングで場にいる。
作り手と見にきてくださる方と、同じ場で時を過ごし、集うということで、どんな時間や対話がうまれるのか。作り手とお客さんという垣根をこえて、集うなかで出会えたらと思っています。
 
出店のみなさんも、会った時に「こんなのやりたいんだけど」と話すと、「楽しそうじゃん。」「じゃあ一緒にやろうよ。」と集まってくれました。18日は磯部優さんの演奏会「汀(みぎわ)の輪郭」を開催します。10月の海辺の町でおまちしております。
 
 
ANDADURA 山本祐介 
 

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ここ数年、ANDADURAの山本さんと一緒にものづくりをする中で、仕事のこと以外にも、たくさんの話をしてきました。そんな対話の延長線上で生まれた、今回の集い。

 

人が集い、話し、そのなかで出会う。 そんな何気ないことが、とても素敵なことだなと改めて感じています。

 

この集いが、来てくださる皆さんにとっても、何かのきっかけや心地よい時間となれば嬉しいです。

 

 

jiji 引網さおり

 

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出店のみなさん
 
 
 
jiji(洋服)
 
素材の良さと、美しい佇まい。 潔い仕立てに重きを置いた、日々の一着。 着る喜びを感じられる、特別な日常を。 2014年、ブランド設立。 和歌山県白浜町にて、洋服のブランド「jiji」とショップを営む。 数名の縫い子とともに、デザインから縫製、販売まで一貫して行う。 1Fのアトリエで洋服を仕立て、2Fのショップにて販売している。
 
AUTTA  (靴)
 
AUTTAAとは2010年より東京でスタートした靴のブランドです。
「使い込まれて完成する造形美」を軸に、ミニマムなデザインの中に靴としての存在感と
捻りのあるディテールを加えています。
 
 
 
 
ao factory (家具)
 
蒼ファクトリーは、兵庫県で営む小さな家具工房です。
木という自然素材と向き合い、一つひとつの家具を丁寧に手仕事で製作しています。
「海辺へ」に合わせ、これまで温めていたオリジナル家具を製作します。 長く愛される道具としての家具を目指しています。
 
 
 
 
ankh (お香)
 
このイノチの不思議に耳をすませながら
足元にある植物をブレンドし
お香をつくっています。
手紙のように届きますように。
 
 
 
ANDADURA  
 
岡山の自然豊かな里山に暮らしながら、ものづくりをしています。職人さんと一緒に革をつくり、デザインから制作、アフターケアまでを一貫して手がけています。屋号の「ANDADURA」は、スペイン語で「歩く」という意味。歩くことで、素になっていく。歩くことで、浮かび上がってくるものがある。そんな思いを大切に、歩くようにゆっくり考え、何度も試作を重ねながら素材をそのまま形に置き換え、手にした人に驚きや心地よさを届けるようなものづくりを目指しています。使う人の暮らしの中で、長く育っていくものになれば嬉しいです。
 
 
 
tirupati  (南インド料理)【 11;30 〜 14;30 】
 

岡山県総社市の南インド料理屋、tirupatiです。地域や旬の食材を使って、カレーやドーサ、ビリヤニなどをご提供しています。渡印した際に心身共にどんどん元気になっていった経験からインド料理に興味を持ち現地の家庭やレストランで学びました。インド料理を通して、自分たちなりにインドの魅力や文化を伝えていけるようなお店を目指しています。会場では毎日日替わりで現地の食材を主に使用したミールスやビリヤニをご提供する予定です。

 

 

 
the roasters(コーヒー)
 
和歌山市でみかん倉庫を改装してコーヒーの焙煎所を営んでおります。12年間カフェも併設しておりましたが、今年の10月からはカフェは休業致しました。主にコーヒー豆の卸や、イベント出店などをしています。今回のイベントは不思議なご縁が重なり合っていて、今からワクワクしています。
どんなコーヒーが合うかな。深煎りかな。ハンドドリップでいいかな。きっとスペシャルな時間が過ごせると思っています。どうぞお楽しみに!
 
 

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「 海辺へ 」
会期:10月17.18.19(土.日.月)
時間:11:30 〜 16:30
会場:jiji(649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1111−34 御幸ビルディング 2F)
演奏会:10/18: yu isobe. 17string koto “ambient place”「汀(みぎわ)の輪郭 ー 」
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yu isobe. 17string koto “ambient place”

「汀(みぎわ)の輪郭 ー 」

〜白浜の海の気配と自然音と共に、17絃箏の深く心地よい響きを身体で体感する音の会〜

 

会期:10月18(日)
開場:17:00  開演:17:30

料金(税込):一般 : 3,500円 

高校生〜大学生: 1.500円 

中学生以下: 無料

出演 : yu isobe. 17絃箏

菓子出店:葦月

会場:jiji 和歌山県西牟婁郡白浜町1111−34 御幸ビルディング 2F

※駐車場有(先着順となります。満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください)

お申込み方法:メールにてお申込みください。

件名を「10/18 jiji」として、 ・お名前(よみがな) ・人数 ・電話番号 を記載の上、 isobe@soyu.org までご連絡ください。

 

 

磯部優

1984年静岡県出身。滋賀県在住。

音楽ユニット「いろのみ」@_ironomi でプログラミング、17弦箏を担当。

日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コース卒業。音響学、音響心理学、音色解析、プログラミングを学ぶ。

2024年に約20年ぶりとなるソロ名義のアルバム「ena」をリリースしソロ活動を再開。

箏の弦を指先で直接弾く指偪奏法による即興演奏を行う。

 

 
 

季節の巡り・天体の巡りを指標に

食と體(からだ)の探究をしながら

茶・菓・食をお届けしています

 

 

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【雑記】
 
 
和歌山出身の西村伊作に興味があり、『きれいな風貌: 西村伊作伝』を読んでいた時、与謝野晶子が、新宮に1ヶ月滞在して、夜になると村の若者たちと交流する、との記載がありました。その後、大逆事件が起こるので、切実な集いだったと思いますが、僕が単純に思ったは、「1ヶ月滞在」あぁ、僕もそんな時間感覚で生きたいぞ、ということ。与謝野晶子氏は、昼は原稿を書く仕事をして、夜には皆で語り合う。
 
宮本常一さんの本には、昔は僕らが想像しているより、人と人が行き交っていたことが書かれています。例えば画期的な鍬(くわ)を作った人がいたら、その家に3年で10万人集まって、鍬の作り方を覚え、それぞれの場所に帰って行く、そして、さまざまな場所でその鍬は広がっていく。さまざまな分野でそのような交流があった、と。
いろんな地方には青年宿と言われる宿泊所があって、地元の若者たちは、そこにやってきた人と交流し、情報交換する、そんな場所があった。
そんな話に触れていると、「えっ、こっちの方が未来じゃん。」と感じ、そんな未来を知りたくて、「宮本常一講演選集 全8巻」を夜な夜な読んでいた時期がある。(10年くらい前のことなので、3年で10万人という、数字が合っているかは、おぼろげです。まぁ、すごい数でした。)
 
喫茶店で話したりすると、「こうやって話すのって大切だよな。」としみじみと感じることが増えました。「 海辺へ 」の集いを考えるときに、頭にあったのは、「与謝野晶子氏、1ヶ月滞在」や、青年宿のことなど、僕には未来に見えていた過去のことがらたちです。その時と今とでは、状況も違っているので、同じことは出来ないけど、未来の人のように、鍬を作って交流したみたいに、自分が出来ることをコツコツとやっていこうと思っています。

 

 

 

2026.10.1 | information

2026.10.1

小さな冊子「そこ 5」

 

そ こ 5

 

ここ と あそこ の あいだ

小さな冊子「そこ 5」が出来ました。

 

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「海の外へ渡る」森永佐和子 / tirupati


「島の時間、走りながら思い出すこと」森永祐史 / tirupati


「当たり前のなかに」山本綾乃 / ankh

「火葬場にて」僕

 
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「そこ 5」を作りました。「そこ」を作りはじめたのは、2024年10月なので、2年が経ったことになります。半年に1号というペースで細々と続けています。これだけスローなペースだと飽きるということがない、というのが、ゆるゆると進める良さだなと感じています。レイアウト作業にも少しづつ慣れてきました。
 
今回は表紙や挿絵は、全て子の描いた絵になりました。手が空いた時に、スケッチブックを工房に持っていき、スキャンする作業も、恒例になり、冊子づくりをめぐるあれこれが、ライフワークのように定着してきました。4人のそれぞれの声が、(あたりまえですが)それぞれ違っていて、そのことが、冊子を作っていて安心するのは毎号のことです。
 
僕は2年前の火葬場での出来事について書きました。短編小説のように書いてみようと思って書いたのですが、それがうまくいってるかどうかは自分ではよく分からないです。
 
これから冊子をお店さんにお送りします。お近くのお店さんで、見かけたら、持ち帰っていただけたら嬉しいです。「そこ」を置いてくださっているお店さんは、プロフィールのリンクよりご覧ください。
 
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【雑記】
 
 
子どもの死生観というのは、面白いもので、先日電車のホームでこんなことがありました。
子が丸いもの(何か忘れた)を落として、ホームで追いかけていたので、「それ、電車来たら、死ぬよ。」と言うと「それも、ありやなぁ〜」と言うので、「どうみても、なしやろ!」と、すかさず、つっこみを入れる。「まぁ、死んでも新しいお母さんの中に入れば復活するしな〜」「えっ?そうなの。」「そうで。」
 
そういえば、3歳くらいの頃に、生まれる前のことを詳しく教えてくれた時があった。「遠くの星にいて、暖かくて楽しそうな場所があったから、入り込んでここに来た。」
 
だから、こういう死生観なのかと思う。「まぁ、復活するかも知れんけど、会えんようになるので、なしやな。」と言うと、神妙な顔をしていました。
 
 
2026.10.1 | information そこ

2026.9.24

key cover

 

キーカバーを制作しました。

鍵が2 . 3本がおさまるキーカバーです。鍵のかたちに添って、斜めに折りたためるようにパターンを工夫しました。車のキーなど大きいものは、ケースの外に出して使います。2 . 3本をおさめることと用途を明確にすることで、鍵の同じくらいの小さなサイズにおさめました。

 

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key cover
size : w32×h79×d15(mm)キーリング内寸20mm
 
 
 
key cover set
 
size : w32×h79×d15(mm)キーリング内寸25mm
key  holder : w12.5mm× length 100mm (キーリング含む)
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キーカバーを見ていると、テーパーの斜め具合やカタチがキーホルダーとよく合いそうと思いました。装着してみると、長さも丁度よい、ということでキーカバーとキーホルダーをセットにしました。
 
 
online shopにアップしています。こちらからご覧ください。
 
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【雑記・アルファベットのような関係性】
 
 
独立したてのころに、何を作るかを考えていた時、いくつか考えていたことがあります。
個々のアイテムが、星座のように、有機的に交わり合うようなラインナップにできたらいいな、というのもそのひとつ。

星座を模してラインナップを作ることは、どのようにやったらいいのかが分からなかったので、アルファベットのあり方をラインナップの基本方針としました。1つ1つの文字はそれぞれ違うけど、それらは組み合わせにより、さまざまな言葉になる。

26種類(アルファベットの数)のアイテムを制作する。アイテムを1つ足したら、全体との関係性を確認する。というのが、スタート地点でした。26種類というのは、多くも少なくもなく、ちょうど良い数だ。ひとまずはそこに向かって進んでいこう、と歩きはじめました。

ただ、難点は、ひとつひとつを作るのに必死で、それらの関係性まで踏まえてラインナップを作るのは難しいということ。お財布の容量とサイズ感はかぶらないように意識はしていましたが、たとえば1つ、ものとして良いものができたとして、関係性の中ではイマイチであった場合、それはボツにするのか?良いものができたら、「いいもの出来ましたよ。」とリリースしたくなるのが作り手(というか僕の)のネーチャーで、星座を作るというよりは、星を作るほうに重きを置かざるを得ないのが、実情だった。

なので、作ったものが、他のアイテムとセットに出来ること、key coverとkey caseは兄弟と言ってもいいような関係性を感じることは、ひとつかふたつは、関係性を生み出せたのかも、と嬉しくなる。

最近は、じっくり腰を据えて何を作るかを考えるというより、ふっと作ろうと思ったり、たまたま目にしたものがキッカケになったり、何やらフワフワと作っている。
どうなんだろうと思うものの、生活のベースになるような部分が流動的なので、時間をかけて熟考した後に「なんか違ってきたな。」と思うことも少なくない。
これは、僕だけの現象ではないだろうと思う。

どんな作り方をするかは、良い悪いのはなしではないけど、そうやってフワフワと作ったもので、関係性が生じていると感じるのであれば、僕にとっては良きことなんだろうと思うしかない。他の作り方でやってよ、と言われても、今はこの作り方が自分には合っているのだし、次にどんな作り方がやって来てくれるのかが、楽しみでもある。
 
 
 
2026.9.24 | information products

2026.9.10

new color - choco


新色のchoco(濃い茶)の革を作りました。

chocoは重さのある色味ですが、糸は若干グレー味のあるもの、ファスナー生地は本体よりも1つ明るめのトーン &シルバー金具、染料の濃度も工夫して、重くなりすぎないバランスを目指しました。

現在、具材の組み合わせは完了し、ファスナーの到着待ちという少しフライング気味のお知らせになりますが、価格改定前にお届けできる予定で進めていましたが、思いの外、時間がかかったため、chocoのアイテムをオーダーページにて、ご注文いただけるようにいたしました。


order page  ←よりご覧ください。


ファスナーを使わないものは、在庫ございます。ファスナーを使用するものは、10月中頃のお届けになります。


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【雑記】
 
chocoの色を作ろうと思ったきっかけは靴下だった。気がつくと手が伸びる靴下は、新しく買った濃い茶色のもので、茶色を身につける習慣がなかった身としては、濃い茶色っていいじゃん!というのは、ささやかな気づきだった。そのようにして、ごく自然に茶色のスウェードのスニーカーを履くようになる。どんなパンツにも合う。
 
というわけで、革屋の佐藤さんに「濃い茶色の染料って、いいのありますか?」と電話するのは、ごく自然な成り行きだった。そんな、ごくごく単純で素朴な流れで作った色です。
 
サンプルを毎日目にする、「眺めテーブル」の上に置いて視界に入るようにしておく。ある時、上から黒をふいて、少し濃くした方が合うかもとも思ったけど、革は経年変化する素材であり、使っていくうちにいい色になった方がいいと、そのままの色にとどめた。
 
やりすぎるよりは、少し足りないくらいのほうがいいな、などと思いながら、chocoのお財布を眺めていると、自分も年を重ねているんだなと、しみじみしました。
 

 

2026.9.10 | information products

2026.9.5

双子のアイテム ー キーケース & ハンドルカバー

 
4月の展示の際に制作したハンドルカバー。
その時は、一緒に展示したこうださんのカバンに合わせて作りました。
 
ハンドルカバーを作ったきっかけとして、いただいたメッセージカード(レンタルの時にご記入いただいているカード)の制作を希望するアイテムのところにハンドルカバーとあり、「おっ、これは作らなくちゃ。」と思い、カードをパソコンの脇に立てかけていた。
 
ハンドルカバーの制作も終わり、展示も終了したので、そのカードを戻そうとすると、下にもう一枚カードがあり、そのカードの制作を希望するアイテムのところに、「簡易的なキーカバー」と書いたあった。それを見た時に、ピンと来た。これってあれができるやつなのでは?
 
あれというのは、ずっと頭の片隅にあった作り方。ひとつの型紙で2種なり3種なりの異なるアイテムを作るという作り方。
 
前に額を作った時に書いた文章を引用すると、
 
ー
 
独立してすぐに、ひとつの型紙を用い、複数のアイテムを作れたら面白いだろうな、と考えたことがありました。
複数のアイテムのかたちが、ひとつの型紙にフィードバックされ、複数のアイテムの要素が、それぞれに絡み合うような作り方。
 
思い出してみると、beatlesのgolden slumbers から carry that weight / the end に至る流れを、リピートでずっと聞いていた時に、これをものづくりに置き換えたら、どんな作り方になるんだろうか?と考えたときに思いついたもの。
 
(中略)
 
枠のかたちは、くるくると向きを変えたら、4つの異なる額ができる形になっています。一粒で4度おいしい。
ずーっと、作りたいな、と思いつつも、どうやっていいか分からない、作り方がひょんなきっかけで、かたちになる。ものづくりは楽しい。
 
ー
 
1つの形状の向きを変えたら、数種類の形になるという額だったけど、額というアイテムは同じでだったことが、少し消化不良ではあった。(とはいえ、長年のやりたかったことが出来るので、嬉々として作りました)今回は、ハンドルカバーとキーカバーとアイテムが違うというところ。
 
面白いのは、偶然カードが重なっていたということ。ひょんなきっかけで、かたちになる。というか、こんな変則的な作り方は、狙ってできるものではなく、ひょんな何かがなければ作れないと思う。
 
とはいえ、使う方にとっては、アイテムが双子であるかどうかなんで、どうでもいい話であろうことなので、うまくいかなかったら & 強引にかたちにするくらいなら、すぐにやめよう、との方針のもと進めました。
 
タイトルに双子のアイテムって書いてあるので、無事かたちになったことは明白ですが、無事キーケースとハンドルカバーの双子が誕生しました。
 
 
key case 
size : w103× h55×d15(mm)
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楕円を斜めに折りたたんだ、末広がりの形のキーケースです。鍵の厚さにもよりますが、4本程度おさまります。ギボシを着脱しなくても、下の広がりから鍵をつまんで出し入れできます。
 
内部のキーリングを外して鍵をそのまま装着すれば、車のキーもおさまります。革ひもはカバンの取っ手などに、引っ掛けて使えます。
 
 
handle cover
size : w118× h40×d15(mm)
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ハンドルカバーは展示会に向けて制作したアイテムで、出す予定はありませんでしたが、golden slumbers 的な作り方をしてみたいという希望が叶いそうなので、30mm仕様にかたちを変えて出すことにしました。それもカードが重なっていたから、という偶然なのですが、おそらく人の運命なんかも、こういう偶然で浮いたり沈んだり、出っぱったり、引っ込んだりしているんだろう、と想像します。一瞬のちょっとしたことがきっかけになったりすることが、面白いです。
 
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online shopにアップしています。こちらからご覧ください。
 
 
【雑記】
 
ここ最近制作したアイテムは、over the rainCowという、裁断して残った小さな革を使って制作し、革を使い切ってムダにしない、というカテゴリです。
革を無駄なく使うことで、材料や資材の高騰を吸収できるかもしれないなと、小さな革でも制作できるアイテムを考え制作しています。(もちろん、作ろう!という心持ちの方が先にはあるのですが)
実際にさまざまな高騰は、吸収はしきれていない気もしますが、出来ることはやっておこうと思い、今回いろんなかたちを制作しました。小さなアイテムとなると、なぜか鍵にまつわるアイテムが、やたらと充実してしまっていますが、今ももう一型作っています。今回は「簡易的なキーカバー」というお題だったのですが、下から引っ張って鍵が取り出せる形状の方に、意識が進んでいったので、今制作中のものは、どこまで簡易に出来るんだろう、という方向で制作しています。3本までおさまって、コンパクトなタイプです。
なるべく小さいものをお探しの場合は、今のものが、かたちになるまで、少々お待ちください。今回のも気に入っていただけたら、嬉しいですが、ミスマッチのないよう、お伝えしておきます。
 

 

【おまけ】

 

楕円のかたちに、制作に必要な印を正確につけるのは、思いの外難しいので、ガイドを作って制作しています。地味ですが、どんなガイドにしようかと考えるのも、新作作りの一部です。

 

2026.9.5 | information products

2026.8.17

ティッシュケース

 
ご要望をいただき、ティッシュケースを制作しました。ティッシュケースのご要望いただいた時に、もしかしたら洗える布の方がいいのでは、と思いその旨をお伝えしました。
 
その返信で、いただいたメッセージを読み、「暮らしのみっともない部分で使われ」という言葉に出会う。それを受け止めるケースとは、どのようなケースなのか?を頭の片隅に置きながら、試作を重ねました。
 
僕にとっては、ティッシュケースは作るのが難しいアイテムです。作ること自体は簡単ですが、やれることは限られているので、ティシュケースというアイテムで、どんなことが出来るのかを、手を動かしながら、考えました。取り出し口の位置や、内縫い、外縫いバージョンなど、作って、使ってを繰り返していると、ティッシュの白がチラチラと見えることが気になるようになりました。
 
泣いたり、鼻水がでたりと「暮らしのみっともない部分」のそばにいる。一緒に泣いたり笑ったりしても、そばにある道具くらいは、平常心であるのがいいのではと思い、使っても変わらぬ佇まいでいるケース「平常心のティッシュケース」を目指しました。
 
中のティッシュの白も見えず、ティッシュを出しても、すぐにいつもの顔になる。取り出し口をセンターからずらして、かぶせをつける。普通に作ると、ティッシュを出すときに、かぶせられている革も一緒にめくれてしまうので、パターンを調整したり、フタと本体の曲線の塩梅、補強の革の形状など工夫しました。気がつくと曲線多しなパターンになりました。
 
 
センターからずらしている構造なので、最初にティッシュをセットする際は、入れる向きを気にしなくてはなりません。(ポケットティッシュはボックスティッシュとは異なり、ティッシュが互い違いではなく、向きが決まっています。)それを気をつけていただけると、いつもの顔でお使いいただけます。
 
メッセージをいただかなかったら、このカタチにはなってないだろうな、と思います。ゴリゴリと実験しながら、take13で完成しました。
 
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tissue case
size : w128×h83(mm)
color : tan . ink (light & dark)
material : goat leather
 
online shopにアップしています。こちらからご覧ください。
 
 
【雑記】
 
ティッシュケースを作るなら、ボックスティッシュのケースも同時に作ろうかと思い、コンビニに買いに走りました。いつもは、1型づつ進めていますが、今回は同時進行で数アイテムを進めました。新作を作る中にいると、日常を過ごす時も、新作作りの目を持って過ごすことになります。今回はその目が複数あった方がよかろうと感じました。
 
ボックスティッシュのカバーも考えましたが、そもそも我が家ではボックスティッシュを使っていない。僕が1人暮らしをはじめてすぐに、トイレットペーパーとボックスティッシュの2種を在庫するのが面倒だと感じ、在庫必須のトイレットペーパーで全てをまかなうことを習慣にしてしまっています。ならば、ボックスティッシュのカバーではなく、普段使っている、トイレットペーパーのカバーを作ろうと思い立ったものの、それは革ではなく、木とか違う素材で作るのに適しているであろう、と思い、今回の制作は見送りました。また、タイミングがきたら作るかもしれません。
 
 
 
 
2026.8.17 | information products

2026.1.22

□ new box □

 
ANDADURAの箱をリニューアルします。
 

2年ほど前から、少しづつ作っていたものが、ようやく形になりました。1つの抜き型で薄と厚の2種類の箱が作れる仕様で、制作(裁断まで)はこれまでと同じく、竹内紙器製作所さんにお願いしました。

 

当時、運送会社さんで、置き配が標準になるとか、運送形態が変わるというニュースを度々目にしました。これまで直接渡しの安心感があり、宅急便でお送りしていたけど、ポストの中にある方が、安心な場合もあるのではと思いました。クリックポストでも送れるようにして、配送方法は、安心な方を選んでいただける方が親切だよな、と思い新しい箱をコツコツ考えました。

 
これまで、たくさんのクリックポストを送ってきましたが、紛失もなく、追跡もあるので安心してお送りできています。
 
箱のサイズは、現在の小、中、大の3種類から、中薄、中厚、大薄、大厚の4種類となります。(小に収めていたものは、中に入れます。)まだ現在仕様の中の箱が沢山ありますので、宅急便を選ばれた方には、旧箱でお送りします。

online shopで宅急便のみだったアイテムをクリックポストでお送り出来るようにしました。それと同時に、クリックポストのみでの発送だったものも、宅急便と選べるようにしました。安心できる配送方法を選んでいただけたらと思います。
 
配送形態を変えるという地味なお知らせですが、大切なことと思い、新作を出すように考えました。というか、これこそが、新作ですと言いたい気分でもあります。
 
クリックポストには、補償がないですが、紛失した場合、こちらからお送りしますので、安心してご利用ください。10年に一度あるかないかの紛失を心配するより、自分で補償すればいいって話ですものね。
 
 
 
 
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制作話
 

これまでのANDADURAの箱は、小、中、大の3種類あります。箱の高さは厚みのあるアイテムに合わせて決めていましたので、薄いアイテムでも、その高さに合わせて納めることになります。必然的に宅急便コンパクトでしか送れないサイズになります。
 
クリックポストで送れるように、薄型の箱をプラスして作ることも考えましたが、3種類の箱に、高い低いで2種類作っていたら、箱が6種類になる。その1種類でも在庫がなくなったら、発注するとなると、箱の在庫がスペースを埋め尽くしそうで、少し気が重い。

それならば、箱はこちらで組み立てるようにしよう、と今回は、抜き型で作ることを前提に箱を考えました。1つの抜き型を作り、その型で全型作れたりしないかな、と終わりの見えなそうな、試作を始める。作業の合間に少し作り、中断したり、再開したりしながら進めました。
 

進めていて、「できるのか?これ。」と思いはじめたところで、ANDADURAの箱をお願いしている、竹内紙器さんに要望を伝えると、さっそくサンプルを作ってくださいました。1型で全型作るという現実感のないプランを、2つの抜き型で4型という現実的なところに着地できたのは、竹内紙器製作所の堀木さんのおかげです。ありがとうございます。
 
抜き型を作るというのは、僕の中では、贅沢な行為で、クリスマス頃に工房に届いた箱は、まさに自分へのプレゼントのようでした。

今回の箱は組み立てられていない状態で工房に届き、コツコツと自分で作ります。同じ抜き型で薄と厚の箱が作れます。箱を考えていく中で、ものが送られる事にまつわることをスムーズになるような箱にしたいと思いました。ANDADURAからお送りする際も、小さな箱で送れ、竹内紙器さんからも、小さな箱で届く。工房に置いていてもスペースをとらない。風通しを良くするようにと考えました。前の箱はギフトという観点から作っていましたので、その違いが味わい深い。
 
 
抜き型は、ANDADURA工房で保管するので、抜き型も送っていただく。抜いた紙を押し出す、緑色のスポンジが爽やかな気分にしてくれます。
 
 

箱の変更に伴い、関連するパッケージもいくつか変更しました。簡易梱包のためのダンボール枠も、ボール紙に変更しました。
昔使っていた抜き型をそのまま使い作りました。(最近はあるものを使う、というのにはまっています。というかずっとそのことをやっている気がする。)カットラインを入れるガイドを作ったり、あれこれ新調しました。
 
↑これまでの箱の収まり
 
 
いろんなアイテムをどう入れるかを試した時、LGWC01・小銭入れの収まりは、なかなかに色っぽいと感じました。
 
 
 
2026.1.22 | information products
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